北ア「前穂高岳・奥穂高岳」 2018.09.19〜22 
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左=河童橋で集合写真 右=上高地からの穂高連峰 
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左=岳沢から紀美子平へのハシゴ 右=紀美子平
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 前穂高岳 頂上 3,090m
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左=ダケカンバ 涸沢     右=1日目のルート 
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左=2日目のルート     右=3日目のルート 
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 登山ルート 地図をクリックすると拡大図が見られます 
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 1日目、秋晴れの京都竹田駅を朝7時に出発し、北アルプスの前穂高岳(3090m)奥穂高岳(3190m)へ5名で向かった。河童橋に立つとこれから登る穂高連峰の山々の姿はくっきりと見え気合が入るのを感じた。ハイキングコースの林道を抜け、岳沢登山口から小屋までの10区間をゆっくりと登った。自然クーラーの風穴、見晴らし台、西穂高展望所を経て小屋に4時39分到着。夕食時に頂いた生ビールは渇いた喉をうるおすには最適だった。
2日目、天気予報では曇り午後より雨。運が良ければ雨に会わずに穂高山荘に辿り着けるかもとの期待で朝6時3分に出発。岩稜地の重太郎新道の急登は、梯子と鎖場の連続でペンキマークを見落とさないように慎重に進んだ。カモシカの立場、岳沢パノラマ、雷鳥広場を過ぎて紀美子平に到着。この紀美子平とは重太郎さんが娘の紀美子さんを遊ばせた場所と云うこと。でもちょっと狭すぎて危なそうである。ここにザックを置いて前穂高岳山頂を目指した。岩だらけのルートを1時間足らずで山頂に到着した。空は薄曇りであったが、槍ヶ岳、穂高の山々、遠くに乗鞍岳、御嶽山がはっきりと見えた。思わずホットした一瞬であった。早々に紀美子平に戻り昼食をとった。11時過ぎであった。この時点で雨粒は落ちず曇空であった。途中で出合った登山者によると、「御嶽山(乗鞍岳かも?)に雲がかかると雨になる」との話を聞き、まだ雲はかかっていなかったが先を急ぎ出発した。吊尾根に入って間もなく雨が降り出した。その後風も加わり雨がやや強くなってきた。濡れた岩に足を滑らせないように慎重に慎重に三点支持の基本に従って進んだ。奥穂高岳山頂に到着した時は雨と霧で視界は良くない。ぼやっと見える神社に柏手を打ち安全祈願し穂高山荘へ向かった。雲の中に赤色の山荘の屋根が見えてくる。夕焼けかと勘違いした。長い梯子を下り時間はかかったが無事に穂高山荘に2時42分到着した。
3日目、前日からの雨が降り続く中、雨具スタイルで山荘を6時21分出発。今日は上高地までのロングコース、直ぐに急な下り坂のザイテングラードは岩が濡れているので注意しながら進む。岩場を過ぎると比較的歩きやすいが、3日目となると足の疲労が気にかかる。足元が悪く予定通りに進まず、涸沢小屋では行動食(チョコレート・ナッツ)で腹ごしらえをして、ひたすらゴールの上高地へ向かって歩いた。途中、大小の沢や本谷川、梓川は、増水して凄い水音でした。また、先日の台風21号によると思われる倒木が多く、路も荒れ時として迂回路になっているところもあった。横尾、徳沢を過ぎようやく上高地の河童橋に6時27分辿り着いた。その後、ひるがの温泉へ車で移動し、温泉につかり疲れを癒して夕食をとった。4日目、ひるがの温泉から京都に昼過ぎ無事到着した。この日は、綺麗な秋晴れであった。  鈴鹿 記

・日 程=平成30年9月19日(水)〜22日(土)
・参加者=川村千枝、加藤昌子、吉澤敏夫、一瀬順子、鈴鹿博次 計5名
     (吉澤敏夫は体調不良の為岳沢手前で下山した。)
・コース=1日目 上高地バス停〜河童橋〜岳沢登山口〜岳沢小屋泊
     2日目 岳沢小屋〜重太郎新道〜紀美子平〜前穂高岳〜紀美子平〜吊尾根
          〜奥穂高岳(天候不良の為写真なし)〜穂高山荘
     3日目 穂高山荘〜ザイテングラード〜涸沢小屋〜横尾〜徳沢〜上高地
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