北山  「毘沙門谷」(沢登り)
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 毘沙門滝の取り付き
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 毘沙門滝にて (Photo By W.Sakai)
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毘沙門滝のシャワークライム
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 台風の動きが気になりつつの決行となった。京都駅8時30分発のJRバスで毘沙門橋まで。二条駅から6名が乗り車中7名で行く。毘沙門谷入口で原田さんが待っていたので参加8名が揃う。すぐに身支度をして出発する。身支度中に雨がきたが気にせず入渓する。雨はすぐにやんだ。取り付きの4mの斜瀑は直登するが抜け口で見事に滑落し水の中に。いつもより水量が多いので左側の岩を攀って濡れた岩と濡れた落ち葉に滑ってしまった。あとは慎重に攀り後続にはザイルで確保する。次の4mは直瀑で左岸の岩壁を攀る。小さいがホールド、スタンスはあるので攀れる。上には以前は岩と岩の間には1本の木がありビレーポイントにしていたが土砂崩れで無くなっていた。しかし、うまい具合に地下茎がグリップのように出ていて確認するとしっかりしていてザイルを通して確保する。ここで谷は右に曲がり次々に小滝を直登して行く。岩と岩の狭いところはちょっとしたチムニー登りで楽しむ。次に5mの滝と続いて2段15mの滝は水量が多いのでLの勘違いで左岸を捲きあがる。しかし、何かおかしいと気がつきかなり高いところまで登っていたが下りて5m滝に取り付き攀った。後続を確保して全員が揃った。ここが左岸の高捲きポイントであった。2段15mの高捲きであるが直上して左へトラバースぎみに行くところが実にショッパイ。全員が慎重に高捲いた。次に出てくる5m滝は壷も深く左岸をへつり滝に取りつく。滝の左岸側を水を浴びながらも階段状のスタンスでホールドもがっちりしていて楽に登れる。しばらく平流が続き遡行終了かと思わせるが、深い淵に角度がない斜瀑が勢いよく流れ込んでいる。これはパスをする。この奥に毘沙門滝が控えている。20mのこの滝は3分の2くらいのとこに右上がりの斜上バンドがあり、この滝名物の全身びしょ濡れのシャワーで締めくくる。そんなに難しくないので一番若い櫻井君にトップをきってもらい、全員のシャワークライムの写真を撮って遡行終了としました。滝のすぐ上が林道なので全身着替えて林道を三宝寺へ下り、国道沿いの喫茶店で遅い昼食を摂り楽しかった毘沙門谷の沢登りを終了しました。 (坂井記)

・日 程=2016年8月28日(日)
・リーダー=坂井 亘
・参加者=8名
・コース=毘沙門谷入口(09:30)〜4m斜瀑〜4m直瀑左岩壁〜狭い岩のチムニー登り〜5m滝及び2段15m滝〜
      5m滝左岸へつり水線階段状〜毘沙門滝〜遡行終了(12:40)〜三宝寺
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