湖北「中央分水嶺〜栃ノ木峠」
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左=中河内からの林道を行く  右=巡視路
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  集合写真  
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ヤマボウシの花も
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  椿坂峠〜栃木峠までの分水嶺を3回に分けて歩く・・・最終回である。昨秋行われるはずが、悪天候で順延となった。5月としては、異常な暑さが続く毎日で今日も覚悟して歩きはじめる。R165 中河内の集落の外れで1台車を止め、もう1台は下山予定の栃木峠へ。林道の両脇に咲き乱れるタニウツギのピンクとヤブデマリの白さが眩しいばかり。道の脇は湿地帯が広がり、長閑な景色だ。そこここに、蝶がひらひら。まるで今しがた羽化したばかりで発生したかのようだ。黒い縁どりで半透明の模様は、ステンドグラスを思わせる。後で、加来さんに教えて貰ったら「ウスバシロチョウ」で、絶滅危惧種らしい。また、クロアゲハが水たまりに集合している、珍しい景色にも出会った。谷の二股で左に入り、崩れてはいるが巡視路に出会う。巡視路のお蔭で思ったよりスムーズに尾根に上がれた。最短距離だが、以前の鉄塔までは往復しその先は高低差の緩い境界尾根・分水嶺のピークを拾いながら北上する。全体に見通しの利かない樹林帯だが、良い感じの林が続き、此処まで来るとやはり山は深い。途中まで新しい目印のテープを頼りにしたが、いつの間にかぷっつり途絶え踏み跡も定かでない。時には背丈程の笹を分けて、古いテープを探し探し尾根を辿る。P608の手前の広い場所で昼休み。見上げる若葉が夏の深い緑になるのも近い。食後西に少し見通しの利く所で、敦賀湾、西方ヶ岳が見え、正面の美しい三角錐は三内山だ。後は忠実にピークを拾うが、時々修正余儀なくヤマボウシの花や、ホトトギスの鳴き声に初夏を感じ、少し風があれば申し分なし。行程も半分以上過ぎた所で、宛てにしていた境界線の杭が出始めた。本日唯一の三角点・751(恋谷山・なんて素敵な点名!)は、余呉高原スキー場を造成中に掘削されたか?我等がリーダーでも、見つけることが出来ず疑問を残したまま下山した。栃木峠・国道沿いに「淀川・源」の大きな石碑がある。地蔵堂の前で集合写真を撮り無事山行を終了した。(公庄 記)

・日 程=5月30日
・参加者=5名
・リーダー=横田和雄
・コース=清水五条(7:00)〜中河内(9:15)〜出発(9:30)〜鉄塔(10:55)〜前回の鉄塔(11:20)〜p608の手前(昼休み)(12:10)(12:40)〜
     ca670(13:45)〜余呉高原スキー場(14:40)〜栃木峠(15:30)
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