北山「雲取山」
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左=雲取峠  右=三の谷
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雲取山々頂にて
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左=旧花背峠   右=旧花背峠から峠下へ向かう
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  京都北山のメッカと言われている雲取山登山に15名が集った。全国で雲取山を名乗るのは3ヶ所あると言う。一つは関東の最高峰で百名山「雲取山」、九州は福岡にある雲取山だそうだ。この時期に山行を設定したのは九輪草の開花を期待しての事です。青空の下新緑も鮮やかに絶好の登山日和となった。 花背高原バス停前で支度を整え山中に延びる林道を寺山峠に向う。旧花背スキー場を過ぎた日当たりのよい湿地帯に鮮やかな朱色の九輪草の小群落が迎えてくれた。暫らくで林道がつき山道を辿れば程無く寺山峠に着く。尾根道から雲取峠へのルートも有るが一の谷経由雲取峠を目指す。峠から5分程で一の谷の出合に着く。緩やかな谷筋の道で何度も渡渉するが危険な個所は無い。この谷も群落ではないが九輪草が咲いている。左に雲取山荘を見て沢を離れ急登をこなすと明るく開けた雲取峠に着く。北側に青い屋根の府立大ワンゲル小屋が見える。この周辺に大学の小屋が何ヵ所も有るのだ。西南の尾根から雲取山頂を目指す。山頂は全く展望が無く三角点と標識が鎮座しているだけだ。三の谷を下ったが相当荒れている。急坂な上に粘土質で良く滑る為危険防止用ロープが設置してあるが十分な注意がいる。雨天は避けたいところだ。緩やかになればゲートに着き抜けると林道に出る。一の谷沿いに九輪草の群落が林道わきまで咲き誇っているのを眺めて程無く勢竜天満宮に着く。鹿の被害は余り無いようだ。芹生谷(花背谷)の上流に続く林道歩きをして旧花背峠に向うがこの谷筋も九輪草が多い。峠には祠が祀られている。下りの林道を行けば旧道別れのバス停にでる。南方面は峠下や鞍馬方面と林道は伸びている。天狗杉も峠の直ぐ山手に取付口がある。バス時間の関係で割愛する。旧花背道から峠下に下ったが大荒れの道で余り利用されていないようだ。鞍馬街道に出て音楽を鳴らして来る京都バスに手を挙げると音楽が鳴る一定区間のみ何処にでも止まってくれる。音楽が鳴っていないところは所定のバス停しか乗降できないので注意を要する。九輪草の花観賞を堪能した一日だった。                      (北川 記)

・日 程=5月20日
・参加者=15名
・リーダー=北川嘉康/アシスタント=新井義雄
・コース=花背高原バス停〜寺山峠〜一の谷〜雲取峠〜雲取山〜三の谷〜林道出合〜勢竜天満宮〜旧花背峠
       〜峠下
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