但馬「来日岳」
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 京都からは、日帰りギリギリの場所。城崎町の来日岳。「山名がおもしろいのでぜひに……」と、リーダーにお願いした山だ。麓の町名が来日なので、そこから来たらしいが、何となくご利益のありそうな山名だ。そう思うのは私だけ?
 さて、JR丹波口を8:00出発。R9〜R426、そして円山川沿いの県道を渋滞もなくスムーズな岡本さんの運転で、城崎町・来日に着いた。当初、計画では来日から紅葉平を周回するとされていたが、到着が11:00なので、無理をせず山頂をピストンすることに……。もちろん参加者全員異存のあろうはずもなく、道から少し入って車を止めさせてもらう。
 登山口は、JRの線路を潜った畑地を少し入った場所にあり、二体の石仏に迎えられ登って行く。P.304まではかなり厳しい登りがつづくが、両脇の石仏に見守られ、振り返ればまるで流れが止まっているかに見える悠々たる円山川の景観を楽しむ。植林帯から自然林に代わるころから緩やかな広い道となり、ナラやカエデ類に加えてブナの大木と植生は豊か。さらに上がるとツバキもあり、広葉樹と常緑の混交林となる。晩秋の紅葉を満喫しながら、アンテナ群の建つ一等三角点の頂上にたどり着いた。展望は360度。目の前の円山川、河口は海へと流れ込み、但馬の山なみ、大江山連峰も見える素晴らしさ。お天気が良くて、空気が澄んでいるのだろう。ずらりと並んだ石仏さまに向かい、ポカポカ陽気を背に受けて、ゆっくりランチタイムとする。日曜日なのに山頂に他の登山者の姿も見当たらず、我がパーティだけの独り占め。下山する頃に大勢のパーティが上がってきた。手に手にナメコがいっぱいの袋を下げて……。「えーっ! どこに???」。登りは足元だけを見ていたのだろうか? 下山の途中、ナラの枯木にあるはあるは。ナメコの群落(?)。でも、素人判断は禁物と自分を戒めて見るだけにした。下りはより慎重に、一歩一歩踏みしめて。時間に余裕を持って元の登山口に帰り、さらに、地図にある三角点2(四等)をJRの線路脇に見つけた。海抜2メートルからの登りは厳しい訳である。
 私としては思い以上の良い山歩きを楽しめ、ご利益を感じた。下山後は、天下の名湯=城崎温泉で入浴したのは言うまでもない。帰路も渋滞なくスムーズに帰京。笑顔で解散となる。リーダーには、長距離運転ありがとうございました。(公庄 記)

・日 程=11月16日
・参加者=5名
・リーダー=岡本 登
・コース=城崎町来日登山口(11:00)〜P.304(12:00)〜来日岳(13:00〜14:00)〜登山口(15:50)〜城崎温泉(17:00)
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