山の会のメンバー5名で北岳、間ノ岳に行きました。私にとっては6年ぶりの白根三山です。昨年行くつもりだったのですが台風直撃のため断念。見事リベンジが叶いました。
28日(木)、朝8:00出町柳集合。山科で新井さんをピックアップし、一路、南アルプス市へ。13:50に芦安駐車場に車を止め、15:00の広河原行きのバスを待ちます。あれ?時刻表を見ると平日は13:00が最終です。盆過ぎにダイヤが変更になっていました。大急ぎで乗り合いタクシーへ連絡し、9名定員のところ5名で乗ります。一人当たりバス代より1,000円高いが仕方がない。去年できた新しいホテルのような広河原山荘に前泊。今日、降りてきた人から、「上は雨、何も見えず八本歯のコルの下りの梯子は怖かった。」という話を聞く。夕食後、明日からの天気を祈念しながら宵待月を見ました。
29日(金)、朝から快晴。大樺沢への道が不通だったため、白根御池小屋経由で大樺沢二股に出て八本歯のコル。これでもかという程の梯子の連続。くたびれきってコルに到着。富士山を見ながら昼食の予定でしたが南東方向は雲の中。残念。6年前は通行止めだったエスケープ道を使い北岳山荘へ。今日は誕生日。食堂の窓からは美しい富士山が・・・見えませんでした。山荘は今年から新しくなってちょっと嬉しい。夜は中秋の名月を愛でました。
30日(土)、朝焼けはきれいでしたが、残念ながらご来光と富士山は拝めず。間ノ岳をピストンしましたが、3,000mの稜線はガスガスで景色は見えず。山荘に戻り荷物を担いで北岳へ。だんだんガスが晴れてきて目の前に北岳の雄姿が。やったー!北岳山頂は素晴らしい眺望。山頂でお昼ご飯を食べながら一時間粘りましたが、富士山は見えず。きれいになった肩の小屋を通り過ぎ、小太郎尾根の分岐(草すべりに降りるあたり)で仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳がバーっん。本来なら広河原まで下りて芦安まで戻り♨に入りたかったのですが、河原崎さんがどうしても、「南アルプス救助犬、ボーダーコリーのメイちゃん会いたい。」ということだったので白根御池小屋に宿泊。聞いてみると、前日、作者の樋口昭雄先生が泊まっていたとのこと。河原崎さん、非常に残念がっていました。
1日(日)、朝4時くらいから雨が降り出し、6時過ぎ雨の中を広河原へ下山です。昨日のうちに降りておけば・・・は後の祭り。8時には広河原に降りて来て、前日、小屋で約束した4人組と一緒に9人そろって乗り合いタクシーへ乗り込みました。バスは10時ですので2時間早く帰ってきました。しかも今日からバス運賃の値上げのため、タクシーのほうが安かったです。白峰会館で風呂に入り、今朝、雨の中を北岳目指して上っていった人たちの無事をお祈りしつつ帰路につきました。
(三木洋 記)
・ 日 程=2023年9月28日(木)~10月1日(日)(9月28~30日、晴れ・10月1日、雨)
・ リーダー=三木
・ 参加者=5名(三木(洋)・三木(眞)・新井・駒田・河原崎)
・コース:1日目 (8:00)京都出発=(13:50)芦安駐車場=タクシー
=(15:30)広河原山荘
2日目 (5:45)広河原山荘~(9:00)白根御池小屋(9:15)
~(12:30)八本歯のコル・昼食(12:50)~(14:15)北岳山荘
3日目 (5:40)北岳山荘~(6:15)中白根山(6:25)~(7:10)間ノ岳(7:25)
~(8:45)北岳山荘(9:15)~(10:30)北岳(11:30)
~(11:55)肩ノ小屋(12:10)~(12:30)小太郎尾根分岐~草すべり
~(13:55)白根御池小屋
4日目 6:05)白根御池小屋~(8:00)広河原(8:15)~(9:10)芦安駐車場
~(9:15)白峰会館・風呂(10:00)=(16:30)京都・解散
|