三河・駿河「鳳来寺山・尉ヶ峰」
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 坂本記者の特派員報告!
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左=新日本名木百選「傘スギ」  右=氷柱の妙技
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瑠璃山から南アルプスを望む
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鳳来寺山
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 「爆弾低気圧」と名づけられた、今冬最強の寒気団が列島を襲いかかる気象状況のなかを出発。上郷サービスエリアでテントを張る時はマイナス5度。翌朝のテント撤収の時はマイナス3度の寒さだった。
 古くから山岳修験道場として徳川家の庇護のもとに栄えた鳳来寺は、本堂までの長い石段(1,425段)と「傘スギ」に代表される老杉の巨木に囲まれた深山幽谷の趣の参道を登っていく。めったに雪など積もらないというのに、今日は絵に描いたようなちょうどいい程度の雪景色。水が滴り落ちる苔むした山肌には見事な氷柱が垂れ下がっていて歓声が上がった。朱色の奥の院を過ぎると険しい岩稜歩きがつづき、やがて鳳来寺山(684m)に到着。すぐに北の標高695mの瑠璃山をめざした我々の目の前に、白銀の嶺を抱いた南アルプスの大展望とぐる〜りの大海原が広がっていた。素晴らしい景観に「ヤッホー!」である。青空にポカポカ陽気の馬の背の岩場に腰掛けて、今日も特別にシアワセの「ヤマメシ」をご馳走さま。
 帰路も圧倒的な杉木立に見惚れながら将軍所縁の古刹の登山路を満喫。静寂さに感激していたが、もういくつ寝るとお正月。業者の人が迎春の準備に忙しそうだった。
 翌日はあいにくの雨。尉ヶ峰は途中で撤退。ミカン畑に落ちているミカンやネーブルをお土産にした。

・日 程=12月18日〜20日
・コース=18日 東名自動車道→上郷SA(テント泊)
     19日 豊川IC→鳳来寺参道(9:00)〜鳳来寺山(11:30)〜瑠璃山(12:00)〜東照宮(13:00)〜本宮(14:00)〜
         駐車場→奥浜名湖公園(テント泊)
     20日 奥浜名湖国民宿舎前登山口(9:00)〜あずま屋(10:30)撤退→帰京
・参加者=坂本恭子ほか5名
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