飛騨「金山岩(山スキー)」
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 平湯スキー場トップからシールを付ける。単独と思われるスキートレースがあり、ありがたくいただく。寒くて、30分ほど指先(特に手)が痛くてたまらない。そういえば、昨日19時の平湯の温度計は−12度だった。
 尾根は豪雪で、雪の芸術のオンパレードだ。天気は曇りで稜線は見えない。トレースがあるので助かるが、なければ大変。3時間半でコルまでたどり着く。
 さあ、これから安房平へ滑るのだが、入山者は私一人なので、安房平から平湯までの緩斜面は下りラッセルを覚悟しなければならない。雪に埋もれて、平湯まで辿りつけないかもしれない。このまま、登ってきた尾根を戻ろうとも思ったが、とりあえずシールのまま高度を下げずにワサビ沢の様子を見に行く。
 その時、ふと上の斜面を見上げると3人のパーティーが登っている。一瞬、目を疑った。どこから登って来たのか。もしかして安房平から? しかし、こんな豪雪の急斜面を登って来たのか。声をかけると安房平からとのこと。信じられないと同時に地獄から天国になった。これで下りはボブスレー状態間違いなし。おまけに、この超激パウ斜面を最初に滑れる。
 滑り始めると、、首までの凄いパウダー。雄叫びをあげずにはいられない。今までで一番だ。ここは本当に期待を裏切らない。斜面、雪質とも本州でもトップクラスだろう。
 今夜は、田代さん達と合流し、明日は猫岳の例会に参加しよう。(大塚 記)

・日 程=1月22日
・コース=平湯スキー場トップ(8:20)〜コル(12:00〜12:15)〜安房平(13:00)〜平湯温泉(14:10)
・参加者=大塚勇三
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