湖北「伊吹山」
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 サラシナショウマを見たくて、今月二度目の伊吹山に登った。
 三合目はススキが風になびく、静かな秋のたたずまいになっていた。ガスがかかり、山頂までこのままでいて欲しいと願ったが、だんだんと晴れだし、夏の日差しが容赦なく射してきた。クサボタンの群落が綺麗だった。学校の実習か、何組もの元気なパーティーが追い抜いていった。下山してきた人に「山頂は綺麗ですよ」と声を掛けられワクワクするが、歩みは重かった。
 山頂も多くの人で賑わっていた。日差しは真夏並でも、ここは秋の気配が漂っていた。念願のサラシナショウマに対面。美しい。「ああ……どうして今までこんな美しい花を見に来なかったのだろう」「いつからここに咲いていたのだろう」そんなことを思いながら山頂を周遊した。まだ蕾も多かったので、9月初旬の方がもっと美しいと思う。コイブキアザミ・タムラソウ・キンミズヒキも綺麗だった。
 周遊が終わりかけた頃、ヘリコプターが飛んできた。隊員がロープでスルスルと降りてきて、担架を抱えて吊り上げていった。手際よいその様子は見応えがあった。離れた場所で見ていたため詳細はわからないが、怪我か熱中症だろう。気をつけたいものだ。
 後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にした。(田代 記)

・日 程=8月25日(土)
・コ−ス=伊吹スキー場三合目〜山頂周遊(往復)
・参加者=児玉庸助・田代妙子
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