若丹国境「頭巾山」
space
space
061128_1061128_2
space
space
space
061128_3061128_4
space
space
space
space
 厳冬期の若丹国境縦走偵察山行に、同行させてもらった。昨年厳冬期に三国峠から八ヶ峰を縦走され、今年はその続きで八ヶ峰から頭巾山を計画されている。偵察はすでに10月中頃に八ヶ峰から堀越峠まで、11月中頃に堀越峠から横尾峠まで終って、今回は横尾峠から頭巾山までである。
 家を出た時は雨の天気予報が外れて晴れていたのに、若丹国境が近づくと予報通りに降っていた。雨を覚悟してきたので、迷うことなく身支度をして歩き出す。この時期の雨は冷たい。前回の偵察で下山したコースを今回は登る。粘土質の滑りやすい細い道は、落葉でよけい滑りやすくなっていた。
1時間半ほどで稜線に到着。ここから迷いやすい所に目印の赤布を付けながら歩く。雪の国境で上手く赤布を見つけられるのだろうかと、想像しながら歩くのも楽しかった。
山頂の避難小屋で昼食とした。今日のような雨の日は、小屋があると助かる。扉が無いので、冬は雪が入って使えないだろう。
下山は登山道のない尾根を予定していたが、雨とガスで見晴らしが悪く、元の道を引き返すことになった。「65歳は無理をしない」と、いさぎよい撤退に感服した。
 山頂を下ると、雨も上がり青空が広がってきた。下山予定の尾根もよく見えていた。滑りやすい細道を慎重に下って、車止めに着く頃にはまた雨が降り出してきた。
平均年齢65歳のベテラン揃い。縦走時の荷物の重量は25キロになるという。頼もしく、学ぶことが多い山行だった。 (田代 記)

・日 程=11月28日(火)
・コースタイム=福居集落先登山口(9:00)〜頭巾山(12:00〜12:35)〜車止め(14:30)
・参加者=田代妙子ほか3名
space

space
space
「個人山行」のページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space