飛騨「輝山・猫岳」
space
space
050212_1
space
space
050212_2
space
space
space
space
 2月12日=輝山
 清見ICのすぐ前にある道の駅で仮眠して、乗鞍スカイラインに向う。平湯峠からのコースがポピューラーだが、今回は南尾根を行くことにする。林道を10分ほど歩くと、左の尾根に上がっているトレースが見つかったのでこれを追うことにする。樹林帯を一気に登ると、広く伐採されたゲレンデのような斜面が広がっていた。しばらく伐採された斜面と樹林帯の境目を登り、樹林帯を少し行くとあっけなく頂上に到着した。ガスで見晴らしもなく、パッとしない山頂だった。登りと同じ斜面も下りは雄大に見える。ビデオを撮影しながらでもわずか40分くらいだったが、まるでゲレンデのような広大な斜面を満喫することができた。
 13日=猫岳
 早立ちの予定が寝坊して、久手牧場を歩きだしたのは8時30分になっていた。今日の先行者はない模様。目覚めたときにパラついていた雪も上がり、天気も良くなってきた。第三尾根の樹林帯に入り、赤布でルートを確認しながら静かな山を登って行く。2時間ほどで夫婦松に出ると、スカイラインを登ってきた先行者のトレースがあった。黙々とそれを追う。単独の先行者は大崩山から引き返すとのこと。ここから眺める猫岳や四ッ岳・鳥帽子岳の風景は、これまでの樹林帯とはうって変わって冬山の稜線の景色だった。雪面はクラストしてエビの尻尾状に波打っている。13時50分ピークに到着。冷たい強風がこたえる。頂上直下はクラストした滑りにくい斜面だったが、傾斜がたいしたことなかったので滑れた。大崩山への登り返しはシールを貼らずに登った。大崩山からの滑りは最高だった。ルートを大きくそれたので、樹林帯をトラバースして登りのルートに戻った。そこからも、木もさほど邪魔にならない快適な斜面で、雪質も上々だった。最後の牧場の斜面は、まるで新雪のゲレンデのようで、昨日の輝山の斜面に勝るとも劣らない快適な滑りが堪能できた。

・日程=2月11日(夜)〜13日
・参加者=荒川聖一・山崎大造・田代妙子・松田仁志 4名
・コース=2/11 飛騨清見ななもり清見道の駅 1:10(仮眠)7:50〜平湯トンネル手前車止め発9:20〜山頂11:50 13:00〜車止め
      13:40〜栃尾温泉(荒神の湯)
     2/12 栃尾温泉(露天風呂)7:30〜久手牧場車止め発8:30〜山頂13:50 14:10〜車止め16:10〜栃尾温泉(荒神の湯)
space

space
space
「個人山行」のページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space