左=由良川支流の牧川畔より鎌倉
右=東尾根の下りより烏ヶ岳・鬼ヶ城を望む |
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◆鎌倉 304m 京都府福知山市〔独立標高点〕
五万図「福知山」/二万五千図「三岳山」
山陰線上川口駅の北西にある山。低い端山であり、地形図に山名が記されていないが、下小田では「鎌倉」と呼んでいる。国道9号線より、雑木林に被われたその美しい姿は、いつ見ても惹かれる。径はないが、北端の墓地より緩やかな尾根を辿ればよい。(記録=2006.4.6) |
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左=上佐々木より三国山を望む
右=山頂より樹間に三岳山が大きい |
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◆三国山 ca570m 京都府福知山市
五万図「大江山」/二万五千図「三岳山」
兵庫県但東町との境である登尾峠の東に位置し、名のとおり丹波・丹後・但馬の三国にまたがる。山頂付近は美しい広葉樹の疎林に被われている。東の肩に四等三角点(557.0m)が埋設されている。荒れた旧林道を途中まで使い、南西支尾根から府県界尾根を辿ればよい。(記録=2006.4.6) |
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左=一ノ宮より愛宕山を望む
右=頂上は植林が伸び、朽ちかけた祠がぽつりとある |
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◆愛宕山 338m 京都府福知山市〔独立標高点〕
五万図「福知山」/二万五千図「三岳山」
低山ながら一ノ宮の南に鋭峰を持ち上げる。麓に常願寺や森尾神社などかつての信仰がうかがえ、頂上に愛宕権現を祀るが、参道は消失している。森尾神社より尾根を辿ると急登しばしで頂に出る。(記録=2006.4.6) |
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左=高屋の集落と城山
右=雑木に被われた頂上部の遺構 |
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◆城山 320.3m 京都府船井郡(旧)園部町〔三等三角点〕
五万図「京都西北部」「園部」/二万五千図「殿田」「園部」
蜷川城址。園部町東端、大堰川右岸に位置する。戦国末期、園部では最も大きな規模の山城(城主は蜷川氏あるいは高屋氏)とされる。しかし、整備はされておらず、登山道も頂上部も薮っぽい。高屋の幡根寺より尾根径を辿り、下りは北東尾根を採った。(記録=2005.7.13) |
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左=小山西町より五合山
右=頂上直下より天神山を望む |
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◆五合山 248m 京都府船井郡(旧)園部町〔独立標高点〕
五万図「園部」/二万五千図「園部」
小山城址。園部町の中心部、天神山の南に盛り上がる。雑木林に被われており、城址としての遺構も不明である。頂上の北西側は伐採されており、展望がよい。小山西町より薮尾根を登り、下りは西方の明瞭な径を下った。(記録=2005.7.13) |
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◆天神山 235.9m 京都府船井郡(旧)園部町〔四等三角点〕
五万図「園部」/二万五千図「園部」
園部町の中心にあり、シンボル的な山である。西麓に生身神社があり、整った山容からも信仰の対象と思われるが、意外にも登山道はなく、薮に被われている。北の教伝寺より電波塔まで林道を使い、わずかに薮を分けると頂上。下りは南西尾根を採って生身神社へ。(記録=2005.7.7) |
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左=南麓より愛宕山
右=△泉源寺への尾根より愛宕山 |
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◆愛宕山 282m 京都府舞鶴市〔独立標高点〕
五万図「舞鶴」/二万五千図「東舞鶴」
東舞鶴朝来の山。小粒ながら鋭峰で侮れない。泉源寺より古い経があるが、歩かれていないのでかなり荒れている。頂に寺記号があるが、現在はその跡形もなく、照葉樹林の高木に被われている。東方の△泉源寺(295m)の尾根は一部薮こぎとなるが、面白いコースである。(記録=2005.6.13) |
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左=麓の芥子谷より倉梯山
右=頂稜に残る高射砲台跡 |
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◆倉梯山 244.5m 京都府舞鶴市〔三等三角点〕
五万図「舞鶴」/二万五千図「東舞鶴」
東舞鶴市街の南東部に位置する。南北にゆるやかで長い頂稜をもつが、凡庸な山容である。送電線の巡視路を肩まで使えば楽である。頂稜南端には古い高射砲台跡が雑木におおわれて残る。(記録=2005.6.13) |
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左=東方の公園より頂上
右=舞鶴港の眺望、左は槇山 |
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◆五老岳 301.2m 京都府舞鶴市〔二等三角点〕
五万図「舞鶴」/二万五千図「西舞鶴」
舞鶴市で最も親しまれ、観光スポットとなっている山である。車道が付けられ、展望タワーもあるが、東西に歩道もあり、馬鹿にはできない。海と山の展望は定評がある。(記録=2005.6.14) |
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左=由良川畔より四尾山
右=頂上より甲ヶ岳(右)と高嶽(左奥) |
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◆四尾山 287.3m 京都府綾部市〔三等三角点〕
五万図「福知山」/二万五千図「福知山東部」
綾部市の背後に盛り上がる山。山名どおり四つの峰よりなる。東方の寺山や夕陽ヶ丘より径がある。頂から北面が開け、大江山などの展望がよい。(記録=2005.6.30) |
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◆甲ヶ岳 289.8m 京都府綾部市〔四等三角点〕
五万図「福知山」/二万五千図「福知山東部」
綾部市街西南にあり、山名のとおり兜状の山容は魅力的である。大島町より径がある。頂台地には秋葉神社が祀られているが、展望はない。北西支尾根の小伐採地からは北面の眺望がよい。(記録=2005.6.30) |
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◆空山 351.9m 京都府綾部市・福知山市〔四等三角点〕
五万図「大江山」/二万五千図「河守」
地図には無名であるが、美しい姿は地元の信仰の対象となり、頂上に秋葉神社を祀る。東麓の鍛冶屋町普門寺手前より登山道がある。頂上から南面の展望が得られる。(記録=2005.6.5) |
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◆陣取山 258.8m 京都府加佐郡大江町〔三等三角点〕
五万図「大江山」/二万五千図「河守」
鬼ヶ城の北、由良川右岸に位置する目立たない山である。山名からも山城と思われるが、遺構らしきものは見当たらない。金重より送電鉄塔の巡視路を途中まで使うと楽である。(記録=2005.6.5) |
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◆大野山 203.9m 京都府相楽郡加茂町〔三等三角点〕
五万図「奈良」/二万五千図「奈良」
木津川左岸に小さく盛り上がる山。ゆるやかな尾根は美しい雑木におおわれている。観音寺集落より峠道を辿り、観音峠から尾根を北上すればTVアンテナのある頂に出る。(記録=2005.1.21) |
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左=西麓より望む灯明寺山
右=植林と雑木に閉ざされた頂 |
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◆灯明寺山 224.2m 京都府相楽郡加茂町〔三等三角点〕
五万図「奈良」/二万五千図「柳生」
木津川左岸、大野山と対峙する小さな山。里集落より北下手への峠径(地図の破線路)を辿り、峠から尾根の踏跡を北へわずかで頂に出る。山は、やや荒れた感じの植林と雑木におおわれている。(記録=2005.1.21) |
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◆城山 403.7m 京都府北桑田郡美山町〔三等三角点〕
五万図「四ッ谷」/二万五千図「島」
由良川中流域、河川に囲まれた島集落背後にどっしりと横たわる。頂には野々村荘を支配した川勝氏が築城した島城址がある。北側より歩道があり、南尾根も美しい雑木におおわれ、よい径がある。(記録=2005.2.23) |
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左=針広混交林におおわれた頂
右=東尾根ca780m峰 |
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◆奥東山 584m 京都府北桑田郡美山町〔独立標高点〕
五万図「四ッ谷」/二万五千図「中」
河内谷集落の北東に位置し、磯木山と対峙するが、麓より山体を望むのは難しく、頂も尾根状で目立たない。送電巡視路を使い、鉄塔よりゆるやかな尾根を辿れば雑木の頂稜に出る。(記録=2005.2.23) |
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左=氷所付近から見た多国山
右=多国山西側から行者山を望む |
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◆多国山 191m 京都府船井郡八木町〔独立標高点〕
五万図「京都西北部」/二万五千図「亀岡」
八木盆地の稲田の中に小さく横たわる。山というより丘であるが、東西に長い尾根はそれなりに目立つ。植林におおわれ、径はないが、南麓の智恵寺から尾根へ上がるとよい。(記録=2004.12.8) |
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左=鳥羽より見た八幡山
右=南峰頂上より筏森山を望む |
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◆八幡山 171m 京都府船井郡八木町〔独立標高点〕
五万図「京都西北部」/二万五千図「殿田・亀岡」
大堰川右岸、筏森山と対峙するごく小さな山。八幡神社の背後にあり、二峰からなる。南峰がca180m(176.2mの四等三角点は直下の配水タンク横にある)で少し高い。北麓の鳥羽は旧山陰道の宿である。雑木におおわれ、径はない。(記録=2004.12.7) |
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◆城山 330m 京都府船井郡八木町・亀岡市〔独立標高点〕
五万図「京都西北部」/二万五千図「亀岡」
八木駅の南西にあり、頂上台地に室町時代の八木城の本丸跡や天守台跡がある。頂からは、地蔵山をはじめ丹波の山々を広く望むことができる。北麓の春日神社から歩道があるが、東の拝田峠や西の神前峠を経て尾根径を辿るのが面白い。(記録=2004.12.7) |
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左=西側雀部から見た城山。左が本丸跡、右が南丸跡のある峰
右=本丸跡のコナラと落葉 |
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◆城山 ca230m 京都府船井郡八木町
五万図「京都西北部」/二万五千図「殿田」
船井神社の南側に盛り上がる山で、項上台地には室町時代の新庄城の本丸跡があり、半国山方面の展望がよい。南峰(221.9m、四等三角点)は南丸跡であるが、雑木におおわれている。本丸跡へは東麓の文覚池から径がある。(記録=2004.12.6) |
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左=殿田のJR山陰線線路付近から見た大向山
右=上部の雑木林 |
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◆大向山 357m 京都府船井郡日吉町〔独立標高点〕
五万図「京都西北部」/二万五千図「殿田」
殿田の南、大堰川を挟み、まさに「向かう」形で構えた山である。下部は植林であるが、上部には雑木林が残る。頂にはTV中継施設がある。
「スプリングスひよし」自然観察路から径が通じるが、山は府立大学農学部の演習林で立ち入り禁止の札がある。(記録=2004.12.6) |
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左=舞鶴湾第ニ埠頭からみた建部山
右=頂上台地の保塁砲台跡 |
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◆建部山 315.7m 京都府舞鶴市〔四等三角点〕
五万図「舞鶴」/二万五千図「西舞鶴」
地形図には無名であるが、「舞鶴富士」あるいは「丹後富士」として親しまれている。かつては山城があったが、明治32年頂上台地に保塁砲台が築かれ、その跡は今も残る。東麓から遊歩道がある。途中で舞鶴湾・青葉山・多禰寺山を、頂上西端から由良ヶ岳・赤岩岳・大江山などを望むことができる。(記録=2004.9.9) |
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左=建部山歩道入口よりみた愛宕山
右=東峰の愛宕神社 |
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◆愛宕山 213.1m 京都府舞鶴市〔三等三角点〕
五万図「舞鶴」/二万五千図「西舞鶴」
舞鶴湾西港の南側に横たわる小さな山塊。東西二峰からなり、東峰に愛宕神社がある。三角点は西峰にある。樹林におおわれ展望は得られない。
北麓・下福井の裏参道はあまり歩かれていない。表参道は東麓の引土の円隆寺からである。(記録=2004.9.9) |
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左=高野由里からみた千石山
右=建部山から望む千石山 |
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◆千石山 334.4m 京都府舞鶴市〔三等三角点〕
五万図「舞鶴」/二万五千図「西舞鶴・梅迫」
西舞鶴の南西部高野由里にある低山ながら、まとまりのある山容をみせる。頂上直下の肩に社があり、北麓・中西からの谷間に参道がある。(記録=2004.9.9) |
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左=豊田から見た鼓山 右=鼓山頂上直下から南西側が開け、手前に兜山、遠くに多紀アルプス三岳を望む |
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◆鼓山 313.9m 京都府船井郡瑞穂町〔三等三角点〕 五万図「綾部」/二万五千図「胡麻」
瑞穂町の中心桧山にある兜状の山。西麓の稲荷神社から登山道があり、西峰を経て頂上に達する。全山、雑木林の山。東麓は別荘地で道路は迷路状態。(記録=2004.8.16) |
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◆丸山 259m 京都府船井郡日吉町〔独立標高点〕 五万図「綾部」/二万五千図「胡麻」
JR山陰本線胡麻駅の南側にあるごく小さな山。西麓から幅広い急な道を登るとわずかな時間で頂上に達する。植林の山で、頂上台地には日清、日露、大東亜戦争の地元戦没者の名を刻んだ忠魂碑がある。(記録2004.8.16) |
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左=大堰川を前景に高山(中央奥) 右=頂上付近の車道より西側が開け、といし山や多紀アルプスが遠望できる。手前のピークは高原(423.7m) |
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◆高山 381m 京都府船井郡日吉町〔独立標高点〕 五万図「京都西北部」「四ッ谷」/二万五千図「殿田」「四ッ谷」
JR山陰本線日吉駅(旧殿田駅)の北東にあり、周囲からよく目立つ。頂上にドコモの電波塔が新設され、東麓の保野田より車道が上がっている。南麓の田原からの地図の破線路は途中で消えるが、雑木林の斜面は薮こぎの必要もなく、頂上に達する。(記録=2004.8.20) |
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