写真集――スペイン<ピレネオスの山旅>
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 スペインのピレネオス山系の山旅については、会報508号に詳しく出ているので割愛するが、写真を若干補遺する意味で加えておきたい。
 以下は写真の解説である(1=左上、2=右上。以下、下へ順に)。

1 Montardo 2833m この山はピレネオス山系では最もポピュラーな山であるが、山麓で見た所では、とても登れそうにない岩の厳しい山だった。この写真は反対側から登頂後に写したもの。左のクレスタダ峠から下のガレ場へ下り、中央のコルから次の鞍部に至り雪渓を横断し山頂へ至る。山頂は更に奥である。

2 左からelpade de Sucte 2864m
  Purta d’ Harte 2882m
  Besibem’Nord 3015m
モンタルド登頂を終えRetugi Joan小屋に下降する途中の巨岩。氷河が残したもので湖の上に覆うように張り出した岩上にある。背後の山は先述の通りで厳しい鋸歯の岩峰ばかりである。むろん登攀用具が必要となる。

3 Retugi Joah小屋からpunta Alta 3014mに登る予定だったがColl de Contraixへ向う。トレッキングルートながら案外厳しく、ルート選定がむつかしい。途中雪渓があったり巨岩の乗越しがあったりして見た目より厳しかった。背後の山は3000mクラスの岩峰群である。

4 coll de Contraixの全景。窓に至る所は落石が絶え間なくおきている。右の岩の続きがpunta Alta 3014mである。

5 Retugi Joan小屋にて、スペイン人のトレッカーと共に。中央の中年男性は小屋に長期滞在して研究する植物学者。結局この小屋に二連泊した。

6 Estanh de Ribereta de Baishの美しい湖群。人の全く居ない桃源郷であるが道は失われていて苦労する所がある。一番下の湖から下る部分が特にルート判断が厳しい。

7 Balliberhaの山頂からAueto 3404mをみる。平坦にみえるが実際は岩の塊でRCを要する。残雪もかなりあって岩と雪の用具を必要とする。

8 テントを使うのが基本ながら、時々コテージを使うが、安くて助かる。狭いが床にシートを敷いてドンと座りこむと日本と変わらない気分となる。ビールは40〜60円、赤ワイン150〜500円、ガスパッチョは250円程度で、ガスパッチョは毎日呑む。野菜不足はこれで解消できる。
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