比良山塊にあって、主稜線から少し離れ孤高の雰囲気を醸す白滝山、なかなか行く機会がなかったが、気になる存在であった。沢沿いの伊藤新道はやや荒れ気味で、リボンやマークを丁寧に拾って上る。2時間半で山頂部に到着。あたりは雪がちらつきガスの中、かなり冷え込み休む間もなく池の方に移動する。山頂南部に広がる小池群は細かなこぶと谷の地形の重なり合った間に点々と存する。夏場の植生が気になるところだ。下山路の白滝谷の登山道は、渡渉や巻き道、ガレ場アリのスリリングな道で、かなり神経を使う。登りに増して時間を要する場面だ。牛コバについてようやくホッとする。途中に現れる滝群も見どころのある風景であった。
(服部 記)
・ 日 程=2023年12月2日(土)曇り時々雪のち晴れ、一時雨
・ リーダー=服部 サブリーダー=三木
・ 参加者=16名
・コース =出町柳、JR山科駅(7:00)=(7:45)坊村駐車場(8:00)~(8:45)伊藤新道口
~(9:25)ワサビ滝~(10:35)白滝山山頂部(10:45)~(10:50)オトワ池
~(11:15)長池~(11:30)オトワ池(12:00)~(12:20)夫婦滝~(12:55)白髭渕
~(14:20)牛コバ~(14:45)伊藤新道口~(15:20)坊村駐車場、解散
|