大原小出石バス停から百井方面に進みアスファルト舗装道路沿いにある墓地の手前で身支度と朝の挨拶をすまし出発する。人家や畑を通り過ぎ杉林に囲まれた車道をしばらく行くと左に入る林道が現れ20mほど行くと取り付き点がある。シャクナゲ尾根への標識は朽ちて倒れていた。最初から急登である。天気は曇りで直射日光はないが風もなく、蒸し暑い植林帯をあえぎあえぎ標高差250mを登りきると少し楽になる。花は季節外れだがシャクナゲの木が沢山現れてくる。その名の通りシャクナゲの尾根である。順調に高度をあげて送電線の鉄塔を過ぎ大原からの登山道と合流する。所々、道が崩れ落ちていて危なげな巻き道の通過がある。なおも登り続けると山頂部を巻く道に出る。ほぼ平な道を行くと山頂へ導く看板がありそれに従い左折して入っていくと木々に囲まれた山頂がある。木々が成長していない以前は見晴らしも良く京都市の方まで望めたように思ったが記憶違いかな。
昼食後山頂から南へ薬王坂から鞍馬駅を目ざす。急な南向き斜面を降りていくが数年前の風台風で折れた倒木が道をふさいでいる所も多い。大きく斜面がえぐられ急な崖になり、大丈夫かなと思うようなロープが設置してあるところがある。慎重に下り、長い尾根を進んでいくと本日唯一の三等三角点525.2m点名「戸谷」を通過すると薬王坂までもうすぐだ。薬王坂から鞍馬までは20分ほどで到着する無事鞍馬で解散して叡山電車に乗ると珍しいパノラマカーであった。車窓を流れる景色を楽しみがら京都に向かった。
(池野 記)
・ 日 程=2023年9月26日(火)曇りのち時々晴れ
・ リーダー=池野 サブリーダー=中村
・ 参加者=10名
・コース =小出石(9:18)~(9:30)登山口~(10:07)・490
~(10:46)・528~(11:10)関電鉄塔(11:18)~(11:30)大原への分岐
~(12:25)天ヶ岳(12:59)~(13:33)・622~(14:05)・516
~(14:19)戸谷峰△524.8m(14:25)~(15:18)薬王坂の峠(15:25)
~(15:42)叡電鞍馬駅(解散)
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