9月も半ばを過ぎたのに、まだまだ真夏のような暑さ。全員がバスで日野誕生院前まで行く。バス停周辺では狭いので萱尾神社まで移動して、そこで身支度をする。
登り始めの舗装路、わずかな勾配だが暑さで息が荒くなる。「ゆっくり登ります」と言って、ゆっくり歩いてるつもりだったが、後ろから「もっとゆっくり!」と聞こえてくる。間もなく鴨長明が上に庵を結び『方丈記』を執筆したとされる方丈石に到着。集合写真を撮って先へ進む。暑さで歩みが遅くなり、休憩予定の腰掛岩に着くまでに「休もう!!」の声。
休憩して歩き出すとすぐ腰掛岩があった。ここまで来てたんだ。その先の分岐でパノラマ岩へ向かう。昨年通った時より荒れている。倒木を避けながら登りきると、今度は岩まで下って行く。左の視界が開けるとそこがパノラマ岩。木幡、六地蔵、小栗栖が眼下に見える。少し離れて向島、伏見城、大岩山、その向こうに京都市街や愛宕山、ずっと遠くには梅田のビル街も見える。
しばし景色を楽しんだ後は引き返し日野岳、供水峠へ向かう。供水峠から少し西へ下りお地蔵様を見に行く。たくさんの地蔵様の中にお侍と女性の地蔵様が一体ずつあり探してもらう。引き返し天下峰へ向かう。天下峰は山名を書いた札がぶら下がっているだけだが、広くて食事が摂りやすい。
食後は、木幡と炭山を結ぶ車道に下りて登り返す。上の木からロープが2本付けられているだけのコンクリート壁を1人ずつ時間をかけて上り、さらに尾根まで崖のような道を這い上がる。左に炭山からの道を見ると長坂峠、あとは林道であっただろう水たまり、草ぼうぼう、朽ちた橋、石ころゴロゴロの道をひたすら下る。右にゴルフ場を見ると間もなく登山口、あとは黄檗駅まで舗装路を下る。
(斉藤 記)
・ 日 程=2023年09月17日(日)晴れ
・ リーダー=斉藤
・ 参加者=13名
・コース=コースタイム日野誕生院(9:15)~(9:20)萱尾神社(9:25)
~(9:40)方丈石(9:48)~(10:30)腰掛岩~(10:50)パノラマ岩(11:00)
~(11:20)日野岳~(11:25)供水峠~(11:30)お地蔵様(11:35)
~(12:10)天下峰(昼食)(12:35)~(13:00)府道(13:15)~(13:20)長坂峠
~(13:30)日清都CC~(14:00)落ちた橋~(14:35)宇治CC横
~(14:45)登山口~(15:10)黄檗 解散
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