梅雨の合間の不安定な天候の中、ゆっくりとまずは金輪時(きんりんじ)を目指して登る。すぐに宮川神社に着くも境内には入らず目礼のみ。さほど暑さは感じなかったが湿度が高いのだろうか、うっそうとした樹林帯に入ると汗が一気に噴き出してきた。金輪寺の創建は780年頃とあり京都検定の1、2級に出てきそうな来歴のある古寺であり、静かなたたずまいのお寺さんである。神尾山城(かんのおざんじょう)跡を経てわいわいとおしゃべりをするうちに半国山頂上に到着した。そよ風、晴れ、360度視界良好の山頂で昼食を摂り、午後はお楽しみの音羽渓谷を下る。「牛つなぎ広場」の看板を過ぎるとごろごろ石に足を取られて歩き難い中、程なく水音を聞こえはじめ、やがて音羽の滝に到着した。水の透明度が高く姿の美しい滝を写真に収めた。川に沿って下界に着いて見れば、そこには夏雲の広がる長閑な田舎の風景があった。
(中村 記)
・ 日 程=2023年7月12日(水)晴れ時々曇り
・ リーダー=中村 サブリーダー=三木
・ 参加者=12名
・コース =JR二条駅西口=宮川コース登山口(9:00)~(9:35)金輪寺
~(11:25)半国山(△774m)(12:00)~牛つなぎ広場
~(14:05)赤熊バス停~(14:30)宮川コース登山口
=亀岡市交流館 解散(15:00)
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