兵庫の中央部、北は日本海、東は丹波、南は播磨地方に通じる交通の要所に昔人達も城を構えた。竹田城である。晩秋の霧に浮かぶ城として有名であるが、紅葉でも霧でも桜でもない時期に訪れた。登山口は竹田小学校横の墓場から伸びており、植林の樹林下の急登を登って行く。小さなこぶを過ぎると、目の前に城の石垣が広がる。左から回り込んで一般観光道に出て本丸跡などの史跡を見て回る。以外にも初めてというメンバーが多かった。石垣だけしか残ってないが、周囲の山並みの景色も加えなかなか見ごたえのある城址であった。車用の林道を進み、尾根筋への登りを探して登る。ブッシュも少なく、踏み跡程度の境界道である。地図上410mの印には図根点が設置されており、そこで昼食をとる。この東西の尾根は地図では山頂近くでかなり急になっており、ルートを探せるか気をもんだが、踏み跡が確認でき難なく三角点に躍り出た。下山は真北に派生する尾根を選び、殿集落にデポした車に向かった。
(服部 記)
・ 日 程=2022年3月17日(木)晴れ
・ リーダー=横田和雄
・ 参加者=12名
・コース =地下鉄竹田駅西口(7:00)=和田山IC=竹田小横(10:20)
~(11:05)竹田城址(11:40)~林道230m~東尾根~(12:35)410m図根点(13:05)
~大路山山頂(13:55)~殿集落(15:05)=竹田駅西口(17:35)解散
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