「もくもく号」の増車で峠の入り口まで来ると、あるはずの雪が見えない。厳冬期を迎え積雪30~40㎝を想像したが、尾根筋の雪もほぼ消えかかった状態であった。持参したワカンやアイゼンが重荷になるほどであった。持越峠からは尾根の林道を利用して進む。白木谷の狭い山頂はかろうじて雪がのっている。曲がりくねった林道のロスを除くために旧道の尾根道に入るが、ルートがはっきりせずにかえって時間を食う羽目になり、おまけに林道に出る斜面の下りでズルズルと滑り衣服を汚す。標高500mの見晴らしの良いコブで昼食をとり、気を取り直し氷室を目指す。集落に入り、氷室跡の三つの穴を見学し、氷室神社に立ち寄る。拝殿には越冬フクラスズメが転がっており、K氏が折り紙の「ふくら雀」を並べた。その後城山山頂、釈迦谷山山頂の三等三角点を順次踏み、鷹峯バス停に到着、解散する。
(服部 記)
・ 日 程=2022年2月9日(水)快晴
・ リーダー=服部 忠 サブリーダー=駒田一郎
・ 参加者=19名
・コース =集合地、北大路烏丸(8:40)=白梅橋(9:30)~持越峠(10:00)~白木谷山(10:40)
~(11:40)500m展望所(12:05)~518mピーク(12:15)~寺山分岐(12:40)
~氷室跡(13:00)~氷室神社(13:10)~城山(13:40)~京見峠(14:00)
~釈迦谷山(14:30)~鷹峯バス停(15:00)解散
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