2022年幕開け新春登山例会である。牛から寅への「艮山」は山城井手町から艮（北東）の方向にある山として山名を頂いた。三等三角点（点名弥谷原）443.7m。井手町と宇治田原町の境にあり、人里からかなり奥まった場所にあり、JRの駅から二ノ頭後、高雄山、艮山と三つ目の頂となる。尾根筋には林道が通してあるが、長く細かな起伏に悩まされる。植林と雑木林が入り混じった山容は、見晴らしがなく訪れる人も少なく、トレールバイクの格好の場になっている。立ち枯れの多い放置されたような雑木林は、谷筋や程よく湿った場所にはキノコが多く観察には事欠かない。干支を冠した名前のせいで、途中数名の登山者に会った。下山も長ーい林道歩きが待っており、歩き疲れた後、万灯呂展望台への登山口に出る。ここで駅に向かう帰り組と展望台登り組に別れ解散する。
展望台からは、対面に愛宕山、八幡から生駒山の山塊と木津川の流れが広く広がっており、夕日見物には車で訪れる人も多いが、登山者の心情は気が焦り駅を目指す。
(服部 記)
・ 日 程＝2022年1月8日（土）晴れ
・ リーダー＝服部 忠 サブリーダー＝駒田一郎、中西伸二
・ 参加者＝20名
・コース = 出発地山城多賀駅（9:10）～登山口～二ノ頭後△288.2m
～高雄山443m～（12:05）艮山山頂△443.7m（12:45）
～六体地蔵～万灯呂展望台口（2班に分派15:00）～展望台（15:30）
～多賀駅（16:10）解散
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