今回の自然保護・秋の観察会として愛宕山山麓から山頂までの植生の観察と愛宕神社(愛宕山)の歴史の勉強をすること。目的の植生は常緑広葉樹のアカガシの群落探しとその大木、巨樹をみつけることです。
当日は絶好の行楽日和で集合場所が清滝川金鈴橋だったので見事な紅葉を先ず楽しめた。スタッフからアカガシや歴史のレクチャーを受け表参道からスタートする。山頂を向かうのは我々だけでなく大勢の老若男女や子連れ親子が勢いよく追い抜いていく。表参道はよく整備され新しい標識設置やお地蔵さんが祀られ参詣者を和ましてくれる。標高250m(三合目手前)からアカガシが散見し群落が始まる。幹回り2.3mが数本(2m以上が大木)参道沿いに更に標高550mに幹回り3.3m(3m以上巨樹)2本確認出来た。五合目過ぎるとアカガシは杉やモミに植生変化する。六合目小屋跡にかわらけ投げ場があったとか、アカガシ探し、歴史説明に熱が入り遅れる人も増えて帰路のバスタイムを考慮して社務所への登頂を断念された。40名が一堂に昼食できる場所は旧ケーブル駅跡だ。この場所も歴史勉強の一環だ。往時の参詣の賑わいが彷彿させられる。帰路は元来た道を下山するのだが、今朝追い抜いて行った親子連れが又追い下っていく。無事下山でき総括をして解散した。
(北川 記)
・ 日 程=2021年11月21日(日)晴れ
・ リーダー=北川嘉康 サブリーダー=服部 忠
・ 参加者=9名 [ 参加者総勢 36名(一般参加者26名、スタッフ10名)]
・コース = 滝川金鈴橋西詰(9:20)〜愛宕山表参道〜(10:00)三合目(10:30)〜五合目
〜六合目(11:20)〜水尾別(11:35)〜(11:40)旧ケーブル駅前広場(12:30)
〜水尾別〜清滝川金鈴橋(14:25) 解散
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