第5663回 西陣「千本通りを南へ」(街歩き)  2021. 10. 29. space
集合写真 建勳神社 本殿前
集合写真 建勳神社 本殿前
1.紫式部と小野篁墓地 2.玄武神社
紫式部と小野篁墓地 space 玄武神社
3.雲林院 4.建勳神社参道下
雲林院 space 建勳神社参道下
5.建勳神社高台から 6.建勳神社本堂
建勳神社高台から space 建勳神社本堂
7.上品蓮台寺蜘蛛塚 榎の大木 8.引接寺
上品蓮台寺蜘蛛塚 榎の大木 space 引接寺
9.小引接寺内の紫式部像 10.石像寺(釘抜地藏)
引接寺内の紫式部像 space 石像寺(釘抜地藏)
11.苦しみを抜いてくれるお札を収める 12.大報恩寺(千本釈迦堂 国宝の本堂)
苦しみを抜いてくれるお札を収める space 大報恩寺(千本釈迦堂 国宝の本堂)
13.大報恩寺内のおかめ像 14.般舟院(藤原定家と紀子内親王所縁の石塔と石仏)
大報恩寺内のおかめ像 space 般舟院(藤原定家と紀子内親王所縁の石塔と石仏)
首途八幡宮(源義経奥州へ旅立つ)
首途八幡宮(源義経奥州へ旅立つ)

 第3回街歩き、北大路駅で集合総勢19名。やっと涼しくなり色づき始めた木々を眺めながら歩くには、いい季節になりました。島津製作所の建物に挟まれ見逃がしそうな場所に、紫式部と小野篁のお墓が並んである。京都市内の北東の位置にある玄武神社は玄武が四神相応の地、北を守る。紫式部が暮らした、雲林院の御祭神は惟高親王(轆轤の始祖)。船岡山にある織田信長と信忠を祀る建勳神社。高い階段を上った境内からは大文字山と比叡山の山並みが見られた。左大文字から東寺迄ぐるりと見渡せる山上で昼食タイムとした。御冷泉天皇と近衛天皇の火葬塚を見て、上品蓮台寺へ。源頼光の蜘蛛退治で知られる大きな木は榎(エノキ)だと植物博士のH氏に教わる。引接寺は三大狂言(壬生寺、清凉寺)の一つゑんま堂大念仏狂言があり、盂蘭盆に先祖を迎え、送る千本六斎念仏の奉納も行われる。
 予定にはなかった石像寺(釘抜地藏 千本通りの東側)にも寄ってみた。大報恩寺(千本釈迦堂)に拝観して快慶、定慶、行快作の十大弟子像、六観音像を見学。お亀物語の大きなお亀像、お亀桜(シダレザクラ)も。秀吉が北の茶会の時に立ち寄った茶くれん寺、藤原定家と紀子内親王の『定家葛』能の題材でも知られている般舟院に立ち寄り、最後に源義経が奥州へ旅立つ時に立ち寄ったとされる首途八幡宮を見学した。盛り沢山になったけれど私自身も新しい発見があり京都の奥深さを感じた一日でした。この地に明るい参加者のお陰で船岡山から見える景色の詳しい解説やお寺や神社にある社叢(社寺の森)に明るい方の説明も加えて頂けた事も有意義だったので、知識のある方はどんどん出して頂けると街歩きも大いに盛り上がると思いました。
(一瀬 記)

・ 日 程=2021年10月29日(金)晴れ
・ リーダー=一瀬順子 サブリーダー=斉藤美重子
・ 参加者=19名
・コース = 北大路駅(10:30)〜紫式部と小野篁 お墓(10:45)〜玄武神社(10:55)
    〜雲林院(11:05)〜建勳神社(11:20)〜船岡山(昼食12:00~12:30)
    〜上品蓮台寺(13:05)〜引接寺 (13:20)〜大報恩寺(13:50)〜茶くれん寺(14:40)
    〜般衆院(14:55)〜首途八幡宮(15:10)解散

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