京都府山岳連盟主催の自然観察会(キノコ)である。吉田山は古来より神楽岡の名で親しまれる標高105mの孤立丘で、一帯は吉田神社の境内になっている。シイ、アラカシ、コナラ、アカマツなどの木々が鎮守の森となっており、キノコも多い。関西菌類談話会の佐野修治先生によりキノコを巡る基礎知識の説明の後、すぐに観察を開始。いきなり美食のヒラタケ、アラゲキクラゲを確認する。緩い散策路をキノコを探しながら約3時間、自然界でのキノコの役割や人間との関係、毒の話、400回以上にわたる御所での観察会など、持参された写真を駆使しながら、面白おかしく説明された。京都山の会からは全参加者の四分の一を占めた。
(服部 記)
・ 日 程=2021年10月10日(日)快晴
・ リーダー=北川嘉康 サブリーダー=服部 忠
・ 参加者=20名
・コース = 集合、吉田神社入り口(10:00)〜散策路〜展望台(11:45)
〜(11:50)三角点(12:40)〜散策路〜神社入り口(13:40)解散
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