昨日の好天気と変わり曇りのち雨の予報、市中心部を出る時には小雨が降りだし、バスもワイパーを動かしていた。市バスとJRバスはほぼ同時に高雄に到着、8名全員がそろい、雨具着装等身支度を整えて出発する。最初の約3キロの林道歩きの後、山道に入る。このころには雨も上がり高曇りの空模様になる。紅葉で有名な高雄だが雨に濡れた新緑も、美しい。杉林の中に付けられたはっきりした道を只々登る。変哲ない風景に時折、ミツバツツジの類が彩を添える。1時間程で登りついた松尾峠では、強くはないが冷たい風が吹いて、汗ばんだ身体に寒さを感じる。朝日峯はもう少し北にあり小さなコブを越えて20分ほどでピストン出来る。風が吹き抜ける寒い山頂から早々に林道まで下り、風邪を避けて昼食にする。昼食後は林道を峰山方面に歩いて行く、やぶ椿、ツツジ、馬酔木や樒、その他、何種類かの花の咲く林道を行くと40分ほどで再び山道に入る。峰山山頂まではおよそ50分小さな上り下りをして、最後の急登で本日二つ目の三角点峰山に到着する。三角点からも相変わらず針葉樹林帯の変化の乏しい道を下山し高山寺の寺領の標石が出てくると、もうすぐだ。崩落や倒木でルートファウンディングに少し手間取るが難なく国道に降り立つ。少し北に歩くと栂ノ尾バス停で、待っていたような始発のバスに飛び乗って解散とする。
・ 日 程=2021年4月16日(金)小雨のち曇り
・ リーダー=池野正明
・ 参加者=計8名
・ コース=高雄バス停〜登山口〜松尾峠〜朝日峯〜分岐〜林道終点〜峰山〜栂ノ尾バス停 (解散)
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