滋賀県日野町にある里山で地元では（宝殿ヶ岳）と呼ばれ親しまれている。近くに鍵掛シャクナゲ渓に咲く本シャクナゲ〔七弁七裂十四おしべの淡紅色〕で350ｍ前後の標高で咲くため国の天然記念物に指定されている。2万本の木が群落していると聞きセットで企画しました。GW期間中臨時バスが出ているので先ずシャクナゲ渓まで行きそこから鍵掛峠まで車道を歩く。宝殿林道に入るとお椀を伏せたようなこんもりとした猪鼻ヶ岳の山容が見え、林道は山を卷くように登っていく。宝殿ヶ岳の矢印に導かれ進むと右手に赤いテープ、急登になり雑木林の中を直進すると小さなプレートに「猪鼻ヶ岳・508ｍ」と三等三角点の標識。
午後からお天気が急変するとの予報なので早い目に食事を済ませ元来た道を戻る。
シャクナゲ渓までの林道は短いが新緑の中に満開のウワミズザクラや蕾の山ツツジ等楽しませてくれる。シャクナゲ渓に入るには協力金400円が必要だが優待契約のあるカード提示で300円に負けてもらい、遊歩道の健脚コースを歩く。階段の急登を登り降りしながらシャクナゲ池を渡り群落地へ。
渓谷を挟んで数本の大きなシャクナゲの木がピンクの花をつけて咲いているのが見えた。と思ったとたん、急に空が真っ暗になり突風と共に雨が降り出す。ゆっくり見ている間もなく雨具をつけて引き返した。期待した程シャクナゲは咲いていなかった。（堀田 記）
・日程＝2017年4月29日（土、祝）晴一時雨
・リーダー＝ 堀田昌子/アシスト＝千田英子
・参加者＝ 15名
・コース＝シャクナゲ渓〜鍵掛峠〜宝殿林道〜猪鼻ヶ岳〜鍵掛峠〜シャクナゲ渓入口〜シャクナゲ群落地〜バス停
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