丹波「半国山」
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 坂本記者の特派員報告!
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半国山頂上で
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左=頂上から愛宕山を望む  右=モチツツジ
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左=ヒメハギ  右=カッコウが啼く尾根道
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 真っ青な空が広がり絶好の登山日和だが、今年一番の「夏日」というのが気がかりだった。しかし、千代川駅には手配していたタクシーが待機してくれていて、なんと金輪寺の参道歩きを省略して、いきなり近畿自然歩道の標識のある登山口へ連れて行ってくれた。有り難い! スギ・ヒノキの植林帯の急坂に取り付くが、谷間から涼風が吹きあげて来て、暑いけれど気持ちいい。よく踏まれた快適な尾根道を行く。青葉が眩しい樹林の中、ウグイスやツツドリが囀り、シカが警戒の唸りを上げている。506も655も気がつかないうちに通り過ぎて、送電線の下で井出の分岐に出合う。「半国山→」の標識に導かれてこの日一番の急坂を登りつめると、そこが「半国山 774.2m」の山頂であった。開放的で広い頂上からは贅沢な展望が得られ、みんなで「山座同定」の協議。愛宕山から比叡山、大文字山、音羽山の連綿の山並み。目を転じれば多紀アルプスや北摂、能勢の山々と春霞みではあるが、バッチリの眺望である。ゆっくり寛ごうと今日も嬉しい青空レストラン。日陰に寄ってランチタイムとした。食事中、二人の若い山ガールが登ってきた。聞くと京都伏見から車山行なのだそうだ。平日木曜日でも人気のある里山には登山者がやってくるのだ。頼まれて写真を撮ってあげると、「そのホットパンツ、カワイイ!」と指をさして、私の着ているウェアを褒めてくれた。自称「元祖 山ガール」のサカモト、何故か照れまくった。
 彼女たちは我々より遅く着いて、そして早くも同じ道を下山していった。春なのにセミが鳴いている。地に這うようにヒメハギが咲いていた。もう一度、目に焼き付けるかのように、素晴らしい眺望を楽しんだ。記念写真を撮って、西の千ヶ畑口に向けて下山した。
・日 程=5月29日
・参加者=9名
・リーダー=大前 健
・コース=金輪寺下登山口(10:00)〜655m〜半国山(12:00〜12:50)〜千ヶ畑口(14:20)
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