北山「天ヶ岳」
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 坂本記者の特派員報告!
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天ヶ岳頂上
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左=花園の真ん中で休憩  右=見事な咲きぶり!
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 いつもより早く家を出て出町柳に急いだが、もうバス待ちの長蛇の列。臨時バスが2台出て、大勢の登山客を北山に運んでくれた。「大原の里十名山 天ヶ岳登山口」の標識が示す杉林の中の山道に取り付く。よく踏まれた穏やかな坂を登っていくと、急に展望が開け、すぐに目的のシャクナゲが視界に飛び込んできた。ここからはじまる今日この日のシャクナゲ尾根は、想像していたよりはるかに規模が大きく、そしてはるかに距離が長い。10年に一度の大豊作というべきか、最初の蕾から最後の散り花まで、三分咲き、五分咲き、七分咲き、満開と、シャクナゲのあらゆる咲き具合を観る展覧会の如くであった。一目100万本の満開シャクナゲが連続する、あまりに濃密な花園の景観にみんな「すご〜ぃ!」「こんな見事なシャクナゲの群落は見たことない!」「最高!」とココロかき乱されている。北山は暗くってジメジメしているからキライ、と思っていたサカモト。目からウロコが落ちる想いで、なんだか宝くじが当たったような歓びが湧いてきた。切れることのないシャクナゲロードをアップダウンして進む。道標にしたがってユリ道をうねっていくと「天ヶ岳」の山頂に導かれた。広場のように開かれた頂上は、私たち21人がお弁当を開けるのにちょうどよいスペース。5月の薫風を受け野鳥のさえずりを聞きながら、今日もシアワセなランチタイムであった。
 ゆっくり寛いだ後は薬王坂に向かって下山した。山肌を埋め尽くしたシャクナゲの群落が終わると、今度は一面ミツバツツジ尾根のはじまり。アカマツの立派な大木が混じる芽吹きの雑木林が美しかった。五月晴れの値千金の例会であった。
・日 程=5月3日
・参加者=21名
・リーダー=堀田昌子/サブリーダー=千田博之
・コース=小出石(9:30)〜シャクナゲ尾根〜天ヶ岳(12:20〜13:00)〜薬王坂〜525.5m(14:15)〜鞍馬(15:20)
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