丹波「親不知」
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 坂本記者の特派員報告!
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親不知頂上
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左=お地蔵さんと満開の桜  右=ミツバツツジのトンネルを行く
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花見山!!
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 「50周年記念山行」で3月に計画されていた例会だが、雨天のため今日に延期された。3月実施なら参加できなかったサカモト、雨天が幸いしてラッキーであった。車3台に14人が分乗して、丹波・福知山の自然が色濃く残る静かな里山をめざした。室の集落では今日は「お花見」の日だと、ちょうど「親不知」の登山口にあたる貯水池の周辺で住民はイベントの準備に忙しそう。お陰で二ヶ所のゲートは開いていて、用水池と満開の桜の間の道沿いに駐車できた。
 陽射しのない薄雲りの天候のもと、杉の樹林帯の急坂に取り付く。最初から凄い勾配の登りだが嬉しいことにミツバツツジのトンネルが現われて、「春だ! 花見山だ!」と気分が弾んでくる。タップリの汗をかいて一時間の行程で520のアンテナ塔に到着。出発が遅かったためすでに正午も過ぎていたので、ここで昼食をとることにした。「春、山笑う」とは言い得て妙の表現だとつくづく思う。瑞々しい新緑の山並みにタムシバの白い花や山桜の淡いピンクが、スポット的にポッ、ポッと頬を染めているかのような光景が展開する。丹波の地味な山だからこその趣きである。食後、随所に設置されている真新しい標識を見ながら、稜線伝いを直登する。やがて一投足で導かれたところが三等三角点の置かれた「親不知604.6m」であった。雲り空だが、連綿とつづく京都と兵庫の府県境の山並みが落ちついた表情を見せていた。50周年記念の山行らしく、登頂者みんなも貫禄充分の落ちついた表情で、晴れやかに記念写真に収まった。
 下山はまさに「花見山」であった。分岐に戻って380のコルまでは見事なタムシバのトンネル。右に左に花道が開け、一気に下るのがもったいない感じだ。山岳信仰の荒木権現への道らしく修験行場の大岩を通過すると、桜地蔵が見守るかの一帯が桜公園。ヒラヒラと舞う満開の桜並木を下って行った。駐車場に戻ると地域の「お花見会」は終わっていて、住民は後片付けに忙しそうだった。
・日 程=4月13日
・参加者=14名
・リーダー=千田博之
・コース=室(11:00)〜520mアンテナ塔(12:45〜13:15)〜親不知(14:10〜14:25)〜分岐(14:50)〜
     ca380m(15:20)〜桜地蔵(16:10)〜駐車場(16:30)
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