北山「愛宕山(愛宕シリーズ17)」
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日差しが眩しい三角点の前で
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左=最初に出合ったクリンソウ  右=亀岡・八木分岐の巡礼峠
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日差しが眩しい三角点の前で
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 30度を超える夏日となる予報で、水分をたっぷり用意しての山行となる。清滝バス停には、平日にもかかわらずたくさんの登山者が降りてくる。金鈴橋を渡り、新緑に染まる清滝川に沿って東海自然歩道を進む。
 堂尻川を遡り月輪寺登山口を過ぎると、昨年の雨で林道がところどころ崩壊している。一部修理されているものの、奥へ行くほど荒れた道になる。やがて梨木大神の石碑に到着する。いつもは梨ノ木谷を詰めて首無地蔵に出るのだが、今日は石碑の背後から踏み跡を辿る。
 ジグザグではあるが、傾斜が急で尾根道に出るまで息つく場所もない。首無地蔵から来る道と合流し、さらに反対の谷へと下りていく。水が湧き出ている付近から、目的のクリンソウのピンク色が見え出してくる。しかしながら、いつもの群生地はほとんど葉の緑一色。今年は不作年なのか鹿の害によるものかわからないがガッカリだ。
 花はないが広々とした別天地は天気もよく、昼食には最適の場所である。ここからは道のない谷を詰めてヘリポートに出る。愛宕山の中にも、小学校のグラウンドほどの広場があるのにはビックリだ。広場の奥から愛宕三角点に登る。
 広いジープ道を、竜ヶ岳入口・地蔵山入口と通り過ぎ、亀岡方面の展望が開けた場所を過ぎると巡礼峠(亀岡・八木方面からの参詣道が合流する)となり、亀岡・神明峠方向へと下っていく。
 長い下りで、神明峠の車道に下りた時には膝がガクガクとしていた。右へ行けば樒原・越畑で、左へ下れば水尾から保津峡駅に出るが、今日は愛宕谷川に沿った林道を下り、亀岡駅をめざす。明智越を辿るコースもあるが、無理をせず単調な林道歩きを選ぶ。
 暑い日ざしのなか、長いコースではあったが何とか歩き通し、民家が見え始め自動販売機に駆け寄る人もいた。いかにも暑くて長い山行だったことがわかるが、駅に着く頃には全員に笑顔が戻ってきた。(今村 記)

・日 程=5月22日
・コース=清滝(9:35)〜梨木大神(10:40〜10:50)〜尾根道合流(11:45)〜クリンソウ群生地(12:05〜12:40)〜
     愛宕山(三角点=13:10〜13:20)〜巡礼峠(13:45)〜神明峠(14:35〜14:50)〜亀岡駅(16:20)
・リーダー=今村克美/サブリーダー=中西伸二
・参加者=16名
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