北山「小倉山(自然クラブ観察会)」
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左=清滝川の渓流  右=魚の群れ
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左=愛宕山  右=亀山公園からの小倉山
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展望台で
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 高雄のバス停に、9時半に集合し準備して歩き始める。よい天気に恵まれても、紅葉の終わった神護寺参道入口付近は静かで、観光客は一人もいない。霜や少し残った残雪を見ながら、清滝川の渓流沿いに下る。右岸の崖の上には神護寺の「かわらけ」投げの場所があり、うまく風に乗りかなり遠方まで飛んできた「かわらけ」が見られた。また、この先には北山杉の美しい並木道もあり、周囲を観察しながら静かな北山の雰囲気を感じつつ下る。途中清滝では、高雄から取水した清滝発電所(出力250kw 、落差約33m)が見られ、赤く塗られた金鈴橋(オオサンショウウオは観られなかった)の下をくぐる。寂れた観光地を後にすると、いよいよ水量も多くなり、変化のある渓谷沿いの道をゆっくり下る。落合近くでは流れもゆるくなり、コンクリート製の潜水橋上流の淵には、今日も大きな魚の群れが見られた。日差しがあり暖かく、近くの川原で昼食を済ませる。
 午後はすぐ車道に出て、清滝川と保津川の合流点で大岩壁(書物岩)を観て六丁峠まで歩き、ここから急な山道を小倉山に登る。途中、西山ドライブウェイの展望台でトイレ休憩をさせてもらい、東方向の展望がよかった。元に戻り、山道より分岐して少し離れた場所に269mの表示がある小倉山の山頂に着いた。樹林で展望は全くない。戻らず直進して、道を探しながら大回りして、もとの道先に戻り、真下の天龍寺から遠く東山まで見渡せる展望場所で休憩し、嵐山の亀山公園に下る。公園の一番上には、遊覧船の通る保津川と右岸の嵐山、そして左岸の小倉山の一部が観られる景勝地に立ち寄る、残りの紅葉もなく、観光客の少ない公園を下る。急に大勢になった渡月橋で、冬の水鳥を観て解散した。暖かくよい天気に恵まれ、無理のないコースで師走の1日を楽しく過ごせた。(萩原 記)

・日 程=12月13日
・コース=高雄(9:30)〜清滝(11:00)〜落合(12:30)〜小倉山(14:00)〜嵐山渡月橋(15:15)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=8名
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