北摂「竜王山(自然クラブ観察会)」
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左=ササユリの花  右=竜王山の三角点
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左=竜王山の展望台  右=摂津峡の本流
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 梅雨期間中の例会は実施に気を使うが、今回も前日から朝まで大雨で、その後止むとの予報で実施した、予報どおりよい天気になった。阪急茨木市駅に集合して、阪急バスで9時半頃忍頂寺駅に到着する、今日は観察会で、コースはほとんど東海自然歩道で、バス停前から歩き始める。朝までの雨で道は滑りやすいが、生き生きした新緑が美しい。その中にササユリの可愛い花が咲いていた。すでにバス停が高いので、40分ほどで竜王山(510m)の三角点に着いた。山頂は広くて、近くにある立派で周囲の樹林より高い展望台で大阪方面の展望を楽しんでから、観察しながらゆっくり下山して竜仙峡に向かう。
 途中で、車作(くるまつくり)の集落を見下ろす祠で昼食を済ませる。この地名は、天智天皇の頃に良質のケヤキ材で御所車を献上したと、案内板に書かれていた。また非常に急な集落で、多くの棚田は田植えの後で、上から見ると古くからの美しい棚田の風景であった。ところが、下るにしたがって整備された道路と共に棚田もコンクリートの畦で補強されていた。防災のためと思うが、場所によっては山村までコンクリートで固められつつあると感じた。
 一番に低い車作大橋を渡り、暑い車道を歩き、やっと竜仙峡に入り、整備のよくない急坂を登り、竜仙の滝を観て峠を越え、萩谷総合運動公園に出る。そして、公園の境界沿いの細道を下る。流れる用水路の上にモリアオガエルの卵を観たり、またササユリの花を観て、何度か車道を横切り摂津峡に入る。まだ狭い支流の渓谷で、次第に谷も広くなり緩やかな流れになると、枝谷からの白滝があり、よい休み場所で一息入れる。すこし歩いて本流との合流点に出る。川幅も広くて水量も多く、激流が見事であった。ここから川下に下る予定を変更して、川上の東海自然歩道でバスの便利のよい摂津峡入口から、車道をポンポン山の登山口である上の口バス停まで歩いた。
 新しい道路や公園などのため、東海自然歩道が迷いやすくなっているが、大きな案内板が何ヶ所かあるので確認できる。バスに乗りJR高槻駅で下車して解散した。梅雨の晴れ間に恵まれ、暑かったが、参加の皆さん御苦労さんでした。
 それからひとこと。山頂での集合写真など、多くの記録の入ったデジカメをどこかで紛失したようで探しています。いまだ不明で、写真は神野さん撮影のものを使いました。(萩原 記)

・日 程=6月17日
・コース=忍頂寺バス停(9:30)〜竜王山(10:10)〜竜仙峡〜摂津峡〜上の口バス停→高槻駅(15:30)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=11名
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