北山「焼杉山〜金比羅山」
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左=阿弥陀寺の山門  右=二つ目の鉄塔からの眺め
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積雪の焼杉山
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左=最後のピーク金毘羅山  右=金毘羅山から比叡山を見る
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 3月だというのに、北山は雪が降ったようで奥の方は白くなっていた。今回の例会は、大原三山と呼ばれている焼杉山・翠黛山・金毘羅山を巡る山行だ。古知谷でバスを降り、阿弥陀寺の山門を入ると登山口がある。
 日陰部分には雪がチラホラ見られるが、一気に急登を登る。関電の巡視路なのか、鉄塔の下を一つ二つと潜って進む。国道367号線を挟んで大原ゴルフコースが広がっている。
 どんどん高度を上げ、三つ目の鉄塔から少し傾斜が緩くなってくる。しかしながら、この辺りから登山道を雪が隠してしまう。最初は2〜3cmぐらいの積雪であったが、高度を上げるにしたがって増えてくる。岩や木の根が雪の下に隠れており、滑りやすい。下るときにはとくに注意が必要だ。道標はしっかり付いており、道に迷う心配はない。
 ピークが奥へ逃げて行くようで、山頂まで長く感じられる。山頂の積雪は、約10cmぐらいであろうか。日差しが暖かく風もないのでここで昼食とする。
 縦走路は反対方向へと下っている。滑りやすい道を慎重に峠へと下る。ここは十字路になっており、右の道は天ヶ岳へと延びている。左へ下れば寂光院・大原の里へと出られる。我々は直進の登りへ取り付き、二つ目のピーク、翠黛山(すいたいさん)へと向かう。
 里山といえどもアップダウンが厳しく、けっこう歩き応えのある縦走路である。岩がゴツゴツと張り出している急登を登りきると、翠黛山山頂に到着する。ここには三角点はなく、小休止のみで金毘羅山をめざす。
 このピークからも40mほど下り、また登り返しとなる。分岐があり、右手の直登コースを選んだので岩だらけのヤセ尾根を登ることになってしまった。登りきった所には壊れた祠の跡があり、三角点はもう少し先のようだ。
 本日最後のピーク金毘羅山山頂は広く、ここにも壊れかけた社がある。1名登山者が寛いでいたが、我々の団体に圧倒されたのか早々に下山していった。山頂からはいったん戻り、本来の縦走路を下りていき、金毘羅権現に参拝しておく。
 クライミングゲレンデ手前を右手に下り、江文峠へと向かう途中には琴平新宮社があり、ここでも参拝して下りていく。しばらく下ると杉の大木に熊の爪あとが生々しく残っていた。地元の人に聞いても、熊が出没するため最近では近寄らないとも聞いている。  江文峠からトレイルコースを辿って戸寺の集落に出る。高野川を渡り、国道を渡れば戸寺バス停に着く。(今村 記)

・日 程=3月14日
・コース=阿弥陀寺(10:05)〜第2鉄塔(10:30)〜焼杉山(11:35〜12:20)〜天ヶ岳分岐(12:50)〜翠黛山(13:20)〜
     金毘羅山(14:10)〜琴平新宮社(14:45)〜戸寺バス停(15:35)
・リーダー=今村克美
・参加者=14名
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