西山「沓掛山〜小塩山」
space
space
space
4667_1
space
最初のピーク沓掛山
space
space
space
4667_24667_3
space
左=首塚大明神  右=正法寺の梅は咲き始め
space
space
space
4667_4
space
小塩山
space
space
space
 曇り空で気温が低い。雨か雪を覚悟の山行となりそうだ。阪急上桂駅より西に向いて歩き出す。東海自然歩道を過ぎ、舗装路ではあるが傾斜の急な坂を登ると墓地に着く。
 墓地の上から唐櫃越に入る。竹林の道で勾配は緩く、気持ちの良い遊歩道となってくると、やがて桂坂野鳥園の遊歩道と同じになる。
 アップダウンを繰り返し、やがて三等三角点のある沓掛山山頂に着く。本日最初のピークだ。今日はガスで愛宕山が見えない。再び唐櫃越の道を辿り、西山霊園舗装路の手前を左折して山道を下る。倒木は多いが、落葉が積りヒザに優しい道だ。
 せっかく稼いだ高度を下げて行くと水音がしてくる。堰堤を越えると国道に出る。この辺りは老ノ坂峠と呼ばれ、古くから交通・軍事の要所であったところだ。明智光秀をはじめ、著名な武将がここを通過したことであろう。
 国道を渡り、小さな集落に入ると突き当りが首塚となる。伝承によれば、平安時代初期に源頼光が大江山酒呑童子を退治し、首を持ち帰る途中に老ノ坂辺りで首が動かなくなり、やむなくこの地に埋めたといわれるのが「首塚大明神」。
 ここから大枝山に取り付く。巡視路の急坂を登るように道標はなっているが、我々は沢に沿って緩やかに回り込む道を選ぶ。最後に短く急坂を登りきると大枝山山頂だ。標識は何もなく、展望もないので早々に下る。大きなNTTのパラボラアンテナがあり、そこへの取り付け道路で昼食となる。
 西山団地内をまっすぐ進み、東の端にある嵯峨芸大グラウンドの横から大暑山へと登り始める。急登はなく、ゆっくりと高度を上げていくと三等三角点のある大暑山に到着する。展望もなく狭い山頂なので、早々に元の道に戻る。
 行手に白い化粧をしたような小塩山が見えてくる。いったん花の寺からくる舗装路に出るが、すぐに小塩山に向かう山道へと入っていく。4月に来れば、カタクリの花が可愛い姿を見せてくれる所だ。
 舗装路を登ると、アンテナが林立する小塩山山頂に着く。本日四つ目のピークとなる。ここからは、天皇陵道をどんどん下る。竹林が見え出すと付近一帯が工事現場のような第2外環を横断する。
 最後の楽しみにしていた正法寺の梅園は、まだほとんどが蕾で残念だ。のどかな田園風景を見ながら南春日バス停に向かう。(今村 記)

・日 程=2月26日
・コース=上桂駅(8:05)〜展望所(9:10)〜沓掛山(10:45)〜首塚(11:20)〜大枝山(12:00〜12:50)〜
     大暑山(13:20)〜小塩山(14:10)〜正法寺(15:20)〜南春日バス停(15:40)
・リーダー=今村克美/サブリーダー=中西伸二
・参加者=23名
space

space
space
「最近の活動」ページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space