伊勢「獅子ヶ岳」
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 坂本記者の特派員報告!
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 桜が満開の絶好の登山日和のなか、3台の車に分乗して、名神・伊勢高速を乗り継いで 注連指林道終点の登山口着。10:15、出発。スギの植林地帯を抜けると、さすが南近畿の山、北部の山々ではあまり見かけないヒメシャラの樹が優勢になる。足元にはトリカブトの大群落が見られ、花の開花期ならスゴイ光景が見られることだろう。ロープを張った胸突き八丁の急斜面を喘ぎ喘ぎ登る。明るい混生林の稜線を辿ると岩場が現われ、やがて見晴らしのよい場所に出る。「おぉぉ〜、伊勢湾!」――快晴の青空と白い海岸線。ぐる〜りと一回りして四囲の山並みを眺望する。シェパード犬を連れた地元の登山者と会話したあと、岩場を登り切るとそこが「獅子ヶ岳」(733.3m)の頂上であった。アブラチャンという黄色の花の樹、新芽のついたオオカメノキに囲まれ海を見下ろしながら、ポカポカ陽気の頂上に寛いだ。
 「東日本大震災」の犠牲者・行方不明者を悼み、福島原発の行方を憂い、被災地の一刻も早い復興を祈り、そして、こうして安穏な山行きができる幸運を感謝する一日であった。
・日 程=4月10日
・参加者=14名
・リーダー:千田博之
・コース=注連指林道終点(10:15)〜登山口(10:40)〜獅子ヶ岳(11:50〜13:00)〜登山口(14:45)
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