京都市内「鴨川(自然観察会)」(自然クラブ)
space
space
space
4559_14559_2
space
左=河口で(左が羽束橋)   右=合流点で手前が鴨川
space
space
space
4559_34559_4
space
左=カモの群れ   右=勧進橋と京都高速(正面に比叡山)
space
space
space
 鴨川の河川敷は、四条大橋から北山橋までは市民のイベント会場や公園として、また憩いの場所としてよく知られ、利用もしている、七条大橋付近も、左岸に早咲きしだれ桜が植えられ散策道が整備された。今日はここより南の鴨川の観察を主目的にした。
 観鳥用に全員双眼鏡を持参して、8時半に京都駅前のバス停に集合し、国道大手筋バス停で下車する。曇りで冷たい日で西に歩く。桂川との合流点は外環状線の羽束師橋北方で、淀に近い南部で天王山や八幡の山が見られる。堤防は歩行者・自転車の専用道(嵐山〜木津)で、河川敷は緑で広く、花壇やゲートボールやグランドゴルフに使用されている場所もある。川にはカモ・セキレイ・サギ・カワウなどが多くいて、双眼鏡で観察する、水鳥は終点まで観られた。名神高速道に近づくと、高層住宅などの人口に多い地区では堤防・河川敷は公園化され桜も多くよく整備されている。また、この付近から川は北東に曲がり、比叡山が正面に見える、アブラナ科のカラシナの大繁殖地が観られ、これから黄色の菜の花の満開が見られる。この辺りから橋が多くなり、1号線の鳥羽大橋や七条大橋など格式のある橋もあれば、名神高速や使用し始めた京都高速道路は高架橋で、河川に関係なく直進している、その他、水道橋や鉄橋など土木技術の進歩を感じさせるいろいろな橋を観察した。
 竹田街道の勧進橋から塩小路橋までは工事中と道がなく、川中の砂地を歩き石垣を登って堤防の道路に出るなど無理して左岸を進んだが、右岸には勧進橋から七条大橋まで新しい立派な散策道ができていて、この部分のみ一度右岸を通ることになっている。塩小路橋からは急に人が多くなり、しだれ桜はピンク色になっていた。会の例会では、ほとんどが山に登り下を眺めるが、今日は地域の一番低い河川敷から上を観ることが多かった。困ったことは、公衆トイレが南部では見つからなかった。これで鴨川河口から上流まで歩けることが分かった。予定より早めの四条大橋で解散した。(萩原 記)

・日 程=3月24日
・コース=国道大手筋バス停(9:20)〜桂川と合流地(9:50)〜名神高速(10:50)〜七条大橋(13:30)〜四条大橋(14:20)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=5名
space

space
space
「最近の活動」ページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space