若狭「西方ヶ岳」
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左=常宮神社の出口   右=山頂三角点
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山頂大岩から
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名子港からの西方ヶ岳
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 酷暑が続く毎日で、今日も涼しくはならなかった。JR敦賀駅から有名な気比の松原や海を見ながらタクシ−で海岸の登山口でもある常宮神社に着く。もう気温は30度以上で、10時半に歩き始める。村中を通り、色づいたい稲穂の小さな田圃を過ぎると林に入り陰になって涼しいが、階段や急な登りで一度に汗が噴出す。よく風が吹くと聞いていたが、運悪く風がほとんどなくて、暑さのため予想以上の苦しい登りとなって、水分補給とスローペースで熱中症を防いだ。ほぼ中間点の銀命水でお昼になり、栄養補給と休息のあと元気を得て再び登り始める。このコ−スでは樹林で展望はないが、2箇所の大きな岩のある奥の院展望台とオ−ム岩からの敦賀湾の美しい展望で救われた。後半の登りは少し緩やかになり、山頂近くには幹は少し細いが真っすぐに伸びた美しいブナの林が続いていた。冬の日本海からの強い風雪を受ける場所だが、地形の関係か穏やかに育っているようだ。
 予定より遅れて山頂に着く。山頂は広く立派な三角屋根の避難小屋があり、少し離れて三角点がある。周囲は樹林で展望は全くないが、東端の大岩からのみ、少し霞んでいたが湾全体と野坂岳の展望が素晴らしかった。暑いなか下山も同じ道を下る。帰りの列車の関係もあり、水分を補給し熱中症を防ぎながら、何とか予定時間に常宮神社に下山した。
 私事だが2回も雨で西方ヶ岳の例会が流れ、3回目にそれも厳しい熱地獄での達成に、参加の皆さんに感謝と「ご苦労さん」とを申し上げる。暑い日が続くが、早く正常な気温になって欲しいと願いながらタクシ−でJR敦賀駅に向かった。(萩原 記)

・日 程=8月26日
・コース=常宮登山口(10:30)〜銀命水(12:00)〜西方ヶ岳(14:00)〜銀命水(15:00)〜常宮登山口(15:50)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=4名
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