湖北「呉枯ノ峰」
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管山寺山門
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左=呉枯ノ峰登山口   右=ササユリ
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呉枯ノ峰
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 湖北の呉枯ノ峰。地図に山名は載っていないが、一等三角点が埋設されている。
 その昔、賤ヶ岳合戦で豊臣方が布陣しただろう地域を訪ね、古刹の一つ管山寺を巡る山旅をした。木之本駅前からバスで入山口の坂口で降り、国道を渡り人家を抜け、朱塗り鳥居を潜ることから始まる。
 管山寺に行く参道を辿って登る。樹林の中で、路傍に石塔や石仏を眺めながら、迷うことなく管山寺と縦走路の開けた分岐に出る。曇り空で遠望は効かないが、木之本や山本山方面の展望が良さそうだ。
 管山寺へは急坂を下って行く。ブナ、樅の大木、山門両脇の樹齢千年以上の大欅は見事で、歴史を感じながら元の分岐に引き返す。呉枯ノ峰へは、緩やかな樹林帯の稜線を辿って僅かで田上山への分岐に出合う。
 田上山は豊臣秀長が布陣した砦城跡という。分岐を過ぎ、呉枯ノ峰へ20分ほどで着く。山頂は開けているが、展望は木々で遮られて得られない。珍しく、ごちゃごちゃした標識が無くすっきりしている。低山とは思えない樹林帯の稜線を三本松方面に向かうと、ありがたいことに花開くササユリの群生に出合えた。三本松辺りは明るく開け展望も良い。ここから下りとなる。途中四等三角点を見て一気に木之本焼却場に下り着き、車道を辿って浄信寺を過ぎると5分ほどでJR木之本駅に着いた。(北川 記)

・日 程=6月20日
・コース=坂口(9:50)〜管山寺・縦走路分岐(10:50)〜管山寺・近江天満宮往復〜分岐(11:45〜12:30)〜
     呉枯ノ峰(12:50〜13:00)〜三本松〜焼却場(14:00)〜木ノ本駅(14:20)
・リーダー=北川嘉康
・参加者=17名
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