湖西「大谷山(湖西トレイル11)」
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左=割谷の頭源流域  右=大谷山への下り
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大谷山
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 予報に反し青空。マキノの山々の稜線がくっきり見える。さらさ温泉横から赤坂山歩道を登る。昔から歩かれた峠道で歩き易く、途中に水場もある。お地蔵さんを右に見ると、すぐ粟柄越に着く。
 北に赤坂山を間近に見る。残念ながら曇ってきて、遠くの山が青く霞む。日本海もはっきりとは見えない。低い笹と芝の膝にやさしい稜線を行き、途中風を避けてお昼とする。
 寒風手前の尾根にブナ林が見え、割谷の頭(P.859)に立ち寄る。展望はないがブナの林が心地よい。P.841との間の沢源頭部は緩やかで、笹原にブナ林と気持ちのよさそうな雰囲気だ。
 寒風からの展望も、陽が射さないのでいま一つ。乗鞍岳辺りまでははっきりとするが、湖北の山々や金糞岳・伊吹山、比良の山は影絵のよう。
 大谷山までの稜線もよく踏み込まれた道だが、木のない稜線はけっこう寒く、つい足が速くなる。大谷山の展望はよい。大御影山への長い近江坂、四角い反射板、ノロ尾と見えるのだが、遠くの山々がくっきりとは見えない。
 下りは百瀬川源流を渉る石庭道をとる。展望コースの一つで、南の尾根で凹形に掘れ込んだ古道を復活されたようだ。ブナとイワカガミの斜面を降る。源流域はなんとも気持ちの落ち着く雰囲気。雪解け水が流れる頃、早春の花とブナの芽吹きを撮りに来たいもの。
 展望コースと出合うと樹相も変わり、「キノコ、あの赤い実は?」と言ってるうちに、黄葉・紅葉が目立ち、石庭の林道に降り立つ。山際を行き、メタセコイヤ並木に出て、夕暮迫る民宿村を抜ける。喫茶「あけぼのすぎ」でコーヒータイム。(多田 記)

・日 程=11月29日
・コース=マキノスキー場(9:30)〜粟柄越〜割谷の頭〜寒風〜大谷山〜石庭〜マキノスキー場(17:20)
・リーダー=住吉 実/サブリ−ダー=林本 佐千枝
・参加者=6名
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