野坂「三重岳」
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遠くに見える三重岳
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左=青空が映える池  右=気持ち良い登山道
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三重岳の山頂で
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 雲ひとつない青空。こんな爽やかな空の下で山を歩いたのは久々である。計画ではワサ谷からとしていたが、石田ダムに同時刻に着いた単独の人が赤岩から登ると聞いて、変更することにした。私の悪い癖である。
 取付地点に新しい標識ができていた。初っ端から植林の中の細い急坂で、厳しかった。赤岩からはよく踏まれた登山道になり、歩きやすくなった。
    ひょっこりと、特徴のない武奈ヶ岳に着いた。めざす三重岳は遙か遠くに見えた。望遠鏡で鳥を観察している人がいた。この山行で出会ったのは、単独の二人だけだった。動物では長いアオダイショウだけであったが、ヌタ場がいたる所にあり、獣の匂いがプンプン漂っていた。稜線の登山道は、低く細い曲がった雑木林の中で、水苔や下草も瑞々しく不思議な雰囲気であった。コースを変更したので水谷分岐で正午になり昼食とした。三重岳まで2kmの標識があった。ここから三重岳まで、樹林は変化に富んでいた。ブナもくねくね曲がり、厳しい気象環境が想像できた。登山道脇の池は、神秘的なはずが今日は青空が映り輝いていた。静かな山頂に到着。ヤグラは撤去されていた。
 琵琶湖側は、眺望を得るために伐採されたような感じがする。琵琶湖と伊吹山、振り返って近江坂の稜線も眺められた。眺望を満喫して、長い尾根を落合に下った。林道は開通していて、バイクが通り過ぎて行った。
 快晴、静寂、美しい自然、ステキな仲間と楽しい山行であった。(田代 記)

・日 程=10月12日
・コース=石田ダム(9:00)〜赤岩(10:00)〜武奈ヶ岳11:00)〜水谷分岐(12:05〜12:45)〜三重岳(13:45〜14:00)〜
     落合(15:30)〜石田ダム(16:30)
・リーダー=田代妙子
・参加者=4名
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