湖南「逢坂山・長等山」
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左=一つ目の鉄塔からの展望   右=千石岩からの眺め
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四つ辻で全員集合
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 2〜3日前に寒さがぶり返したようだが、再び暖かい2月となりそうな天気だ。今日は琵琶湖を見ながらの里山歩きを計画してみた。
 京阪京津線の追分駅より線路に沿って大津方面に進むと、攝取院というお寺がある。ここが本日の起点となる。寺の塀に沿って山道へと入っていく。いきなりの急登だ。落葉が積もり、滑りやすいが約10分で一つ目の鉄塔に着く。ここからの展望は、山科から京都市内や高速道路を走る車がよく見える。
 もう少し登り、二つ目の鉄塔からは広くて平坦な道となる。この道は、NHKのケーブル埋設用とのことで、すぐに大きなアンテナに出合う。ここからは細い山道となり、三つ目の鉄塔を過ぎたところにコンクリート製のいかつい柱状の菱形基線測点がある。四つ目の鉄塔を過ぎ、少し登ると樹木の中に逢坂山三角点がある。10mほど先に展望が開けた場所があり小休止とする。大津方面の眺望が素晴らしい。
 ここからの下りは急で、滑りやすく注意が必要である。五つ目の鉄塔を通り過ぎ、さらに下ると舗装された道へと出る。小関越である。10mほど右手に地蔵尊が祀られてあり、立ち寄っていく。
 登山道は舗装路を横断するように延びており、植林帯の薄暗い道を進む。少し登った後は平坦な道となる。右から林道が迫ってくると、坊越と呼ばれる峠となる。昔、三井寺の僧侶が京へ托鉢に出ていくための道であったそうな。
 ここからは長等山に向けて上りが続く。途中には石仏があり、さらにピークへと登っていく。突然近代的な建物が現れる。西大津バイパス長等トンネルの空気抜きの施設で大きな音がしている。どうやら我々はそのトンネルの上を歩いているようだ。
 建物の裏手から更に急登となる。かなり滑りやすい道で、下りでは要注意だ。登りきったところが大文字との分岐にあたる四つ辻と呼ばれるところで、広くて気持ちのよい場所だ。昼食とする。
 ここからは長等山山頂に向けて、皇子山ゴルフ場の柵に沿って下りていく。約5分で長等山山頂に着く。登山道の真ん中に三角点があり、狭い場所で通り過ぎるだけとなる。
 さらにゴルフ場に沿って下る。ティーグランドのすぐ傍を通り、ゴルファーと相手になりながら下山する。この道を辿って行けば早い時間に下りてしまうので、途中から道なき道を谷へと下る。ここはゴルフボールの墓場のようで、歩く度にゴルフボールが下へ転げていく。沢まで下りると、さらにボールがたくさん落ちている。ゴルフをされる方はボール拾いに余念がない。その気になればすぐにザックがいっぱいになりそうだ。
 谷に沿って下り、千石岩への登山口に出てくる。約200m、最後の急登を一気に登る。千石岩ではクライマーが練習していた。山の会に入っていながらクライマーを間近に見るのは初めてで物珍しく眺めていた。
 岩の上に立つと、琵琶湖の展望が素晴らしく、汗をかいて登ってきた値打ちがあったと思う。元の道に戻り、早尾神社へと下りる。さらにもう少し下ると皇子山公園だ。時間はまだ午後2時で、あまりにも早く下りすぎたので紅茶で打ち上げをして、ここで解散とする。

・日 程=2月22日
・参加者=21名
・リーダー=今村克美
・コース=追分(9:35)〜逢坂山(10:20)〜小関越(11:25)〜四つ辻(11:07〜12:00)〜長等山(12:25)〜
     千石岩(13:10)〜皇子公園(14:00)
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