鈴鹿「霊仙山」
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左=ベニバナボロギク  右=霊仙山最高点
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南霊岳から霊仙山へ
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霊仙山頂上(三角点)
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左=谷山(藪谷山)をめざす  右=継子穴(深さ30m)
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 タクシーで入谷まで入る。登山口から少し手前なので、車で通りかかった地元の人から何処に行くのかと心配そうに尋ねられた。
 今畑から笹峠まで、植林された部分もあるが雑木林の中の古道は、とても雰囲気が良かった。きっと今畑の人々がよく通っていたのだろう。峠には大きな炭焼の跡も残っていた。峠はベニバナボロギクの花畑で、花は盛りが過ぎワタスゲが風に舞っていた。展望が開け、今日は天気が良いので霞んだ御池岳が一際大きく眺められた。
 峠から笹原の急な登りになった。笹の合間にリュウノウギクやイブキトリカブトが咲いていた。展望はますます良くなり、御池岳と鈴鹿の山並みが美しかった。見下ろした尾根の植林が針葉樹林に見えたりして、余りの気持ち良さに、尾根が緩やかになったところで大休止とした。
 南霊岳から霊仙山までの稜線の眺めも美しかった。ここから尖った石が続く道になり、山頂まで思ったより時間がかかった。尾根の斜面はほんのりと紅葉が始まっていた。正面に伊吹山を眺めながら、最高点で昼食とした。青空が目に沁みる快晴で、風もなく暖かく、最高の登山日和だった。
 数十年ぶりの霊仙山は記憶と随分違っていた。季節の違いもあるだろうが、以前は緑の深い笹原だった。今回は笹が枯れているのか、尾根は開放的で明るかった。避難小屋は新しく建て替えられていた。
 柏原道を下山するので、谷山(藪谷山)の三角点を踏みに行った。登山道は無く、鹿の棲家が至る所にあり、今日は暖かいので蛭が出てこないかと気が気でなかった。柏原道の途中に継子穴という深さ30mの穴があった。恐々覗いてみたが、底は見えなかった。柏原道はこれといった特徴も無く、何合目という標識を確認しながら歩いた。車道になってからも長く、疲れた足には堪えた。
 爽やかな秋晴れの中、楽しい一日だった。(田代 記)

・日 程=10月19日
・参加者=9名
・リーダー=田代妙子/アシスタントリーダー=竹内康之
・コース=入谷(9:00)〜今畑(9:30)〜笹峠(10:20)〜南霊岳(11:45)〜霊仙山最高点(12:45〜13:15)〜
     霊仙山三角点(13:30)〜谷山(14:20)〜柏原駅(16:30)
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コース断面図
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コースマップ
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