野坂「大谷山」(鈴鹿「那須ヶ原山・高畑山」から行き先変更)
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左=山頂に向う稜線  右=稜線に咲くトリカブト
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大谷山山頂
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マキノ高原へ下山
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 9月2日、鈴鹿に豪雨が襲った。御在所や菰野は、とてもショックな悲しい状況になっていた。那須ヶ原山・高畑山は、災害の情報はなかったが、雨で地盤が緩んでいるのではないかと思い、行き先を変更した。刻々と変る天気予報に翻弄されて、雨でも傘を差して歩けるところということで、湖西の「大谷山」を選んだ。
 JRマキノ駅に着いた時は青空が広がっていた。石庭の正眼寺までタクシーで入る。鹿除けなのか、頑丈な柵が張り巡らされていた。50mほど進むと標識があり扉があった。そこからよく踏まれた歩きやすい道が続いていた。
 5年前、会の40周年記念登山で初めて石庭から入った。柵や標識はなく取付きが分かり難くかったが、雰囲気の良い古道と源流部の美しさに感動したことを覚えている。
 今回、迷いようのない古道に標識が何箇所も付けられているのが残念だった。テカテカと輝くイワカガミの葉が登山道の脇を覆っていた。花の咲く頃にも歩いてみたいと思った。途中で、見晴らしコースと、源流コースに分かれる。今回も源流コースを取った。静かで美しかった。稜線に出るとガスが湧いていたが、山頂に着いた時には琵琶湖側の展望が広がってきた。ぼんやりとした琵琶湖とマキノの田園風景を眺めながら、草の上で昼食をとった。何度来ても気持ちのよい山頂と稜線だった。山頂を後にして寒風山へ着いた時に、突然雨が降り出した。傘を差してマキノ高原へ下りた。雨はすぐに上がり、また青空が広がってきた。温泉に入り、バスでマキノ駅に出た。
 タクシーの運転主さんが言っていた。並木道のメタセコイアが夕方になったら囁くらしい。マタコイヤと。(田代 記)

・日 程=9月7日
・参加者=8名
・リーダー=田代妙子/アシスタントリーダー=松田仁志
・コースタイム=石庭(9:50)〜大谷山山頂(12:45〜13:20)〜寒風山(13:45)〜マキノ高原(15:00)
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