高野「高野町石道と高野三山」
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左=二ツ鳥居  右=高野山大門
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宿坊安養院で
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楊柳山山頂にて
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 高野町石道は高野山の表参道で、南海電車高野線九度山駅から30分ほどいったところに慈尊院(弘法大師のご母堂が住まいしたところ)があって、ここから始まる。180町石から高野山根本大塔にある1町石までをいい、1町毎に大きな石塔が配置されていて、およ8〜9時間かかる健脚コースである。
 今回、宿坊入りに余裕を持たすため、一部ルートカットのコースとした。九度山駅の先、上古沢駅から町石道の古峠に登るコースである。近畿遊歩道の標識が完備され、歩きよい道で迷うことはなく1時間20分で着く。
 古峠で124町石を見て、僅かで二ツ鳥居に着く。東屋があり、西側が大きくひらけていて休息に絶好のポイントだ。  緩やかな起伏を繰り返し、町石に導かれ、ゴルフ場を見て笠木峠を越し、車道が交差する矢立峠に着く。矢立茶屋の横から東方面に向かい、また車道に出て横断して5分ほどで東屋がある展望所に着く。北西の眺望がよく、歩いてきた稜線がはっきりと見て先を急ぐ。車道に出るが横断せず平坦な山道を進み、11町石辺りからの急登をこなし車道に飛び出ると、目の前に大きな高野大門がそびえている。感激の一瞬だ。
 町中に入り、根本大塔脇に1町石の案内があり、境内に鎮座してあるのを確認して宿坊へ向かう。
 翌早朝6時から本堂でおつとめ、冷える中、小1時間厳粛な気分で先祖供養をしてもらう。
 奥の院で参拝を終え、右奥の木戸を開けて林道に出て、左へ進むこと5〜6分で分岐に着き、右の林道に入って女人道高野三山巡りだ。摩尼山に向かうが、林道からの取り付き道を見落とさないように、左の谷筋から入る。後は迷うことがなく、摩尼山を経て高野山塊の最高峰=楊柳山(1008m)に着く。小さなお堂の裏に三角点がある。小広く、昼食場所によい。急な下りをこなして小継峠へ。平坦な道を進み、左の湿地帯に珍しい落生松の群落を見て、すこしで車道に出る。右斜め先に転軸山への山道を登り、山頂から15分ほどで奥の院の真裏に下り着く。奥の院の裏山をぐるっと三山が巡っているのだ。山桜は見頃。しだれ桜は蕾。コシアブラはまだ早い季節だった。(北川 記)

・日 程=4月19日〜20日
・参加者=9名
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー:垂沢祥夫
・コース=4/19 上古沢(10:20)〜古峠(11:40)〜二つ鳥居〜矢立峠〜高野大門(16:10)
     4/20 宿坊(9:00)奥の院〜10:30摩尼山(10:30)〜楊柳山(11:30〜12:10)〜転軸山(13:10)〜奥の院→
         高野山駅
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