飛騨「丸黒山・四ッ岳(山スキー)」
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左上 乗鞍です。 右上 60番「丸黒山」山頂です。標識が無ければ通過点の小さなピークでした。
左下 北アルプスです。  右下 無雪期はこんなのどかなところのようです。
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左上 平湯キャンプ場からしばらくこんな所を進みます。  右上 徒渉点のスノーブリッジはクリーアー。
左下 気持ち良い斜面をあの岩峰直下まで登りました。  右下 小さな雪球がドンドン大きくなって落ちてくるので下山(2400m)。
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 当初予定の白山は道路の除雪がまだで市ノ瀬へは入れないので、直前に行き先を平湯周辺に変更した。週間天気予報ではまた週末天気が悪そうで、おまけに今シーズンはどこへ行っても雪質が良くないのでほとんど期待せずに出かけたが、予想外の好天と良い雪に恵まれて快適な滑りを楽しむことができた。
 29日(土曜日)は国立乗鞍青年の家から丸黒山を目指す。樹木が多く、小さなアップダウンの続く尾根で、とても山スキーのルートとは思えないが、歩き出して少し行った所に一カ所だけ土の出ている所があっただけで、あとはスキーをはいたままで3時間半ほどで頂上に着いた。笠ガ岳が美しく、槍穂高の稜線もきれいに見える。白山も真っ白で素晴らしい眺めだった。
 下りは予想以上に快適な滑りが楽しめた。今シーズンではもっとも雪質が良かったのではないかと思えるほどで、短いながらも快適なターンを味わえる場所が何カ所かあり、長い登り返しの場所は旧道を行ってカットした。
 いつものように栃尾温泉の露天風呂につかってから奥飛騨温泉郷上宝の道の駅に車を止めて、牛のしゃぶしゃぶを堪能した。
 30日(日曜日)は念願の四ッ岳を目指した。平湯キャンプ場の駐車場に車を止めて、スキーをはいて歩き出した。取り付きの尾根は雪が少なかったので、少し沢をつめてから狭いルンゼを稜線に上がった。大滝上のスノーブリッジはまだ十分だったが、その後大きなクマに出くわしてびっくりした。山崎さんの犬がはげしく吠えたてたせいか、逃げて行ってくれた。このルートはいたる所にクマの足跡が残っており、ストックを叩いて音を立てながら歩いた。
 本来のルートより左側に行ってしまったようで、森林限界を超えるあたりで斜面の状態が非常に不安定になって雪崩が心配だったので、2400mを最終到達点として降りることにした。
 昨日の雪に較べると少し重かったが、標高差1000mのダウンヒルは滑りごたえがあった。急な斜面も雪がたっぷりあるので思い切って飛び込むことができた。ただ、調子に乗りすぎて最後の狭いルンゼでくぼみに突っ込んで右足の股関節を痛めてしまった。幸い残りは緩い斜面だけだったので、左足ボーゲンで無事戻ることができた。
 今日も夜は上宝の道の駅。採れたてのフキノトウを始めとするバラエティに富んだ天ぷらをたらふく食べて、充実した山スキーに満足しながら夜遅くまで宴会で盛り上がった。

・日 程=4月28日(夜)〜5月1日(月)
・参加者=5名
・リーダー=田代妙子/サブリーダー=山崎大造、ほか2名
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