台高「仙千代ヶ峰」
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左 仙千代ヶ峰山頂、右 千丈で
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 テント場到着は22時だった。夜空の星が美しく輝いている。当初予定していた奥美濃の笹ヶ峰は吹雪いているだろう。今年は寒の入りが例年より早いようだ。楽しく話も弾んで2時に就寝。
 7時に起きて朝食の準備にかかる。けっこう冷え込んでいるから焚き火で暖をとる。取付きまで1時間ほど進む間に小雨となる。9時25分頃、カッパを来て歩き始める。1時間もすると霙に変わり、そして雪に変わっていく。ウキウキしてくるネ。
 雪が大好き連中だ。ゆっくりと雪化粧を楽しみながら稜線にたどり着く。3cmほどの積雪である。12時49分、登頂。リーダーの計らいにてタ−プを張って昼食。大好物のビ−ルだが、「今日はいらんわ」と、半分ほどでほかしているリーダーだった。コーヒーの中に入れたウイスキーの味は、風変わりなものだったが多少は暖まった。
 足が冷たくなってきたので引き返す。1042mの千丈へ寄る。「オイオイ、こっちの方が山らしいなぁ」と、こんもりとした自然林に満足。大きなアセビの幹やヒメシャラなどが綺麗だった。下山にかかると晴れ間も覗き、出入りの激しい一日半である。
 久々に、スメールの温泉で汗を流し帰路に着く。                                   (児島 記)

・日 程=12月3日(土)〜4日(日)
・参加者=3名(会員外1名)
・リーダー=関本俊雄
・コース=倉元谷橋(9:25)〜仙千代ヶ峰(12:49)〜千丈(14:18)〜倉元谷橋(15:25)
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