湖西「武奈ヶ嶽〜三重嶽」(40周年記念山行)
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 タクシーで石田川ダムに着いた頃には時雨も止み、盛りの紅葉が迎えてくれた。ワサ谷沿いの林道を進むと堰堤があり、そこから登山道は尾根へと登っていく。枝打ちされた杉林を過ぎると、道は稜線目指して真直ぐに続いていた。稜線には真新しい標識が立ち、三重嶽まで近年に整備されたことがうかがえる。稜線の木々はほとんど葉を落とし、明るく見通しが良い。風雪の影響で曲がりくねった枝やすくっと伸びたブナ林など、どの風景も美しく感嘆の声があがる。目指す三重嶽は長い尾根を伸ばし、とても大きく見えている。初めてのコースを歩く嬉しさもあって、150m下って300m上りのアップダウンも、足取り軽やかに山頂に到着した。どんよりとした空模様で見晴らしはなかった。次の目標の武奈ヶ嶽目指して元の道を引き返す。今度は三十三間山の稜線を眺めながら、また違った風景が見えていた。武奈ヶ嶽の山頂は見晴らしもなく、ただの通過点にしか思えなかった。1時間で角川光明寺に着き、一息つき過ぎて慌ててバス乗り場に移動した。よく歩いた楽しい山行だった。

・日程=11月7日(日)
・参加者=11名
・リーダー=北川嘉康
・コース=JR近江今津→(タクシー)石田川ダム〜ワサ谷出合〜稜線812〜三重嶽〜稜線812〜武奈ヶ嶽〜角川光明寺〜JRバス停→近江今津

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